ストックフォトサイトで動画素材の販売を開始したので、販売開始に必要な機材についてまとめておきます。
動画素材の需要が急激に伸びてきていることや写真撮影用に購入した新しいカメラが4K動画撮影に対応していることなどの理由で始めた動画撮影。
基本的には写真撮影の機材と同じモノを使用していますが、動画撮影だから必要になる機材も幾つかあります。
そこで、この記事ではストックフォトサイトで動画素材を販売するために必要な機材についてをまとめてご紹介していきます。
ストック動画撮影に必要な機材
ストック動画の撮影から販売までに必要な機材は以下のとおりです。
【必須】
・カメラ(4K対応推奨)
・三脚
・スタビライザー
・パソコン(Corei7,メモリ16GB,記憶512GB以上推奨)
【推奨】
・ストロボ
・レフ版
・ウインドスクリーン
どんな動画を撮影するかで必要な機材は変わってきますが、大まかに分けると撮影用カメラ、ブレ防止するための三脚やスタビライザー、動画編集用のパソコンなどの機材が必要になります。
動画撮影用カメラ
カメラにはスマートフォンやコンパクトカメラ、一眼レフ、ミラーレス、アクションカメラ、ドローンなど様々な種類があります。
どのカメラを使うかは撮影するシーンや動画の内容で変わってきますが、共通して言えるのは4K動画撮影に対応しているかが選ぶポイントだということ。
最近は比較的安価な初心者向けカメラやコンパクトカメラでも4K動画対応の製品が増えているので、機材選びにおける選択肢の幅は一昔前よりも大きく広がってきました。
初心者向けの動画撮影用カメラ選びについては別記事でもまとめてありますので参考にどうぞ。
三脚とスタビライザー
手ブレ防止のための三脚やスタビライザーは良質な動画コンテンツ作成には絶対に欠かせない機材です。
選ぶポイントとしては携帯性やブレ防止に繋がる安定性などがありますが、最も気を付けたいのは耐荷重です。
レンズ交換式カメラではボディとレンズの組み合わせ次第で耐荷重をオーバーする可能性があるので、自分が使用する機材の重量を想定しながら選ぶようにしましょう。
どんな三脚を買えば良いのか分からない人は、携帯性と安定性別に初心者にオススメの三脚をまとめた記事もあるので参考にしてみてください。
動きのある動画撮影では意図しないブレを防ぐためにジンバルという機材を使用することもあります。こちらは一眼レフやミラーレス用のものです。
スマートフォン用のモノは小型・軽量で価格も安いのが特徴です。
ジンバルを使用するだけで動画のクオリティはハッキリと違ってくるので、映画のワンシーンのような仕上がりを目指す人にオススメです。
動画素材編集用パソコン
撮影後の動画編集にはパソコンが必要不可欠です。
動画編集を快適におこなうために必要なパソコンは以下のスペックを満たす製品を推奨します。
・CPU:Core i7以上
・メモリ:8GB(可能なら16GB以上推奨)
・記憶容量:512GB以上
動画は写真よりもデータのサイズが大きくなるので、処理速度が低かったりメモリや記憶容量が少なかったりすると編集用ソフトが快適に動かなくなってしまう恐れがあります。
写真を編集する時よりもハイスペックな製品が必要になってくるため、動画編集ではある意味でカメラよりもパソコン選びのほうが重要になってくると考えて良いかもしれません。
個人的なオススメはAppleのMacBook ProシリーズやマイクロソフトのSurface Bookシリーズです。
ストロボ・レフ板等は撮影環境次第
その他に撮影の補助的な機材としてストロボやレフ板などの照明関係、ウインドスクリーンなどがあります。
これらは撮影環境に応じて必要かどうかが決まるので必ずしも使わなければいけないわけではありません。
しかし、室内や夜間などでの撮影ではストロボが使えるかでコンテンツのクオリティに大きく影響することがあるので持っておくと便利でしょう。
スマートフォンでは安価なリングライトなどでも問題なさそうです。
ウインドスクリーンは屋外での撮影時に風切音を防ぐために用いるモノです。
屋外での風景撮影時に必要になることが多いはずなので、念のために用意しておくと安心です。
ストック動画素材用機材は先行投資
ストックフォトサイトで動画素材を販売開始するために必要な機材についてまとめてきました。
動画撮影用機材一式を揃えるために必要なコストはかなり高額です。
しかし動画素材は写真素材よりも販売単価が高めに設定される傾向があるので、しっかりと良いコンテンツを作成して販売することが出来れば負担した分の金額を回収することも可能です。
機材の購入は先行投資だと捉え、快適に作業できるようなモノを揃えましょう。