キヤノンEOS R5のスペックに関する追加情報が2020年4月21日に公開されました。
今回新たに公開されたのはデュアルスロットや手ブレ補正、動画性能などの詳細についてです。
デュアルスロットの詳細
既に公表されていたデュアルスロットはCFexpressとSDカードに対応することが新たに分かりました。
キヤノンのフルサイズミラーレスカメラでデュアルスロット仕様になるのは『EOS R5』が初の機種となります。これにより既存の『EOS R』や『EOS RP』がシングルスロットだったことでシステム移行を踏み切れていなかったユーザーの買い替えが進むことが予想されます。
ボディ内手ブレ補正は5軸
ボディ内手ブレ補正についても補正が5軸であることが公表されました。
キヤノンのカメラでボディ内手ブレ補正が搭載されるのは初です。手ブレ補正機構(IS)が搭載されているRFレンズ・EFレンズともに協調動作することも公開されており、既存のキヤノンユーザーには嬉しい仕様といえます。
動画性能に関する追加情報
8K動画に対応する動画性能については新たに複数の機能が公開されました。
気になる発売時期と画素数
様々なスペックが明らかになってきたところですが、具体的な発売時期や有効画素数については未だ明らかになっていません。
8K動画に対応していることから、有効画素数は4000万画素以上になることが予想されます。発売時期は今の予想だと7~9月頃になるのではないかと考えられますが、新型コロナウイルスの影響で生産台数が限られてしまうかもしれません。
いずれにせよ、キヤノンからの公式発表を待つしかなさそうです。
EOS R5のデュアルスロット・手振れ補正などの追加情報まとめ
4/21に追加で公開されたEOS R5の情報についてまとめてきました。
スチール撮影しか行わないフォトグラファーからすればこれほどハイスペックな動画性能は不要のように感じるかもしれません。しかしメーカー的には動画性能を含めたオールラウンドなカメラとしてEOS R5を位置づけているのだと捉えています。
キヤノンの2019年12月期の決算発表ではフルサイズセンサー搭載カメラを複数投入することが明らかになっているので、『EOS R5』以外の機種についても新たな情報が分かり次第まとめていきます。