このページではストックフォトに向いている人、向いていない人の特徴についてまとめています。
ストックフォトで実績を積み上げている人とそうでない人の差はどこにあるのか。
今回は写真が上手いだけでは成功できないストックフォトに必要な要素を向き不向きに分けながらその特徴についてご紹介します。
ストックフォトに向いている人の特徴
ストックフォトに向いている人の特徴は以下のとおりです。
・マーケット感覚、市場ニーズへの理解
・コツコツ積み重ねる作業が好き
・作品と商品の違いが分かる
・デザインが得意
・写真が好き
マーケット感覚と市場ニーズへの理解
ストックフォトで結果を出すために最も重要なスキルは写真の技術ではなく、マーケット感覚と市場ニーズへの理解です。
コンテンツを作成する前には人気ジャンルやニーズを推測し、ターゲットを設定するなど市場を理解するためのマーケット感覚が欠かせません。
ストックフォトはあくまでビジネスなので、通常のビジネスに必要なスキルと同等のものが求められます。これは普段から本職でビジネスに携わる社会人にとって有利なポイントで、基本的なビジネススキルが身に付いている人ほどストックフォトに向いていると言えます。
コツコツ積み重ねる作業が好き
副業として稼ぐことが出来ると注目を集める反面、ストックフォトでは販売までに多くの地道な作業が求められます。
多くのコンテンツを販売しようとするほど作業時間は長くなりますので、地味な作業をコツコツ積み重ねていくことが好きで苦に感じないという人には向いているでしょう。
コンテンツ作成から販売までの大まかな作業プロセスは以下のような流れになります。
特にレタッチは修正箇所が多くなるほど費やす手間や時間も増えるので、自由時間やスキマ時間を活用しながら作業することも大切です。
売上実績が伸びるまでにはある程度の販売コンテンツの登録が必要にもなるため、結果が出るまでは地道な努力と長期化を覚悟しなければなりません。
具体的なプロセスについて詳しくはこちらを参考にしてください⇒ゼロから収入を得るストックフォト販売の始め方
作品と商品の違いが分かる
売れるコンテンツと売れないコンテンツの明確な差を生み出すポイントの1つが「作品と商品の違い」です。
作品は自分の個性を表現したもの自分の為につくるもの。商品は誰かのニーズに合った他人の為につくるもの。この違いを知っておけばストックフォトの方向性が決まってくるので、売上実績アップへの期待もグッと高まるでしょう。
作品と商品を混同してしまうのは、プロのカメラマンがストックフォトで売上を伸ばせない要因の1つでもあります。
ストックフォトの購入者は観賞用としての芸術作品が欲しいのではなく、商業利用できるための素材を求めているので自分の作風やこだわりをコンテンツに入れ込み過ぎている人は要注意です。
作品と商品の違いが曖昧な人はなるべく早い段階で明確に理解しておきましょう。
デザインが得意
デザイナーやカラーコーディネーターなどデザイン関係が得意な人はストックフォト作成でもその技術を活かすことが出来ます。
同じテーマやジャンルでも構図や配色に変化を加えることでコンテンツの種類が豊富になり、販売点数アップと様々なニーズへの対応が可能になります。
ストックフォト市場にもトレンドがあるので売れ筋傾向の変化を捉えて新しいデザインをいち早くコンテンツに取り入れられることは他人と差をつけられる強みとなるでしょう。
写真が好き
言うまでもなく、ストックフォトを続けられる人は写真が好きだからという理由が最も当てはまるはずです。
僕自身もストックフォトを始める前から写真やカメラが好きだったので、撮影やレタッチなどを継続することが全く苦ではありません。
地道な作業を継続していくうえでは、写真が上手いか下手かよりも好きかどうかのほうが大事になってきます。
ストックフォトに向いていない人の特徴
ストックフォトに向いていない人とは、これまで紹介してきたことと真逆の特徴となります。
・市場のニーズに無頓着
・細かい作業が嫌い
・自分の作風重視
・構図や配色を気にしない
・写真が嫌い
市場のニーズや構図、配色を無視して自分の作りたいものを優先するといったようなコンテンツ作成をしていれば当然ですが、売上実績を伸ばすことは出来ません。
副業と聞いて時間や手間をかけずに簡単に出来るという先入観を抱いて始めたけれども、実際の作業や売上を伸ばすことの大変さを知ったことで大多数の人がリタイアしてしまっているのがストックフォト業界の現状です。
一朝一夕では成功できないのはどの仕事も同じですが、ストックフォトで実績を上げたいという人は長期的な視野を持ちながらこれらのことを意識してみましょう。
ストックフォトの向き不向き特徴まとめ
ストックフォトに向いている人と向ていない人の特徴についてまとめてきました。
始めたばかりの頃は写真が上手いか下手かはほとんど関係ないので、まずは今回紹介した特徴を頭に入れながらコンテンツ作成に取り組んでみることが大切です。
今回ご紹介した特徴は写真だけでなくイラストでも共通する部分があるので、ストックイラストに挑戦する人もぜひ参考にしてみてください。