MMD研究所が15歳から69歳の男女2,000人に行った調査では、写真撮影で最もよく利用されているのはスマートフォンのカメラだという結果になりました。
利用割合は87.7%と断トツで多く、次いでコンパクトデジタルカメラが7.4%、デジタル一眼レフカメラは2.4%、ミラーレスカメラは1.4%という結果になったそうです。最近のスマートフォンのカメラも進化しているので一眼レフカメラなどの販売が落ち込んでいる傾向にあるとよく聞きますが、やはり噂は正しかったようです。
利用者へのさらなる調査ではスマートフォンのカメラに不満を持っている人の割合が59.6%と半数を超えている結果にもなりました。
内容としては、「暗がりでの画質」「手振れ補正」「ズーム後の画質」などの意見が多かったようです。
・暗所撮影時の画質
・手振れ補正
・ズーム後の画質
これらの関しては一眼レフカメラなどにアドバンテージがありますが、安価なコンパクトデジタルカメラでも同じ不満が挙げられることがあるので、これまでの進化のスピードを考えれば数年後には追いつかれてしまうかもしれませんね。
また、アプリで自在に加工ができたり、SNSなどへ気軽にアップできることもスマホカメラの人気理由の1つです。最近はカメラ機能に特化したスマートフォンも開発されているので、今後もカメラメーカーは苦戦を強いられるでしょう。
ただ、ミラーレスカメラと一眼レフカメラの差が1%しかないのには驚きです。
ミラーレスカメラが一眼レフカメラの利用率を上回るのも時間の問題かもしれません。