この記事では、NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sの特徴と納期に関する情報をまとめています。
ニコンが2022年2月18日に発売予定しているNIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sは、野生動物やスポーツシーンなどをハイレベルなクオリティで撮影したいプロフェッショナル向けのレンズ。
200万円近い価格にもかかわらず想定以上に予約が殺到し、手に入るまでに6ヶ月以上もかかってしまうほどの大人気な製品の特徴をご紹介していきます。
NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sの特徴
NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sの特徴は以下のとおり。
・NIKKOR Zレンズ初の超望遠レンズ
・NIKKORレンズ史上最高の反射防止効果を持つ新開発コーティング「メソアモルファスコート」を採用
・1.4倍テレコンバーター内蔵
・手ブレ補正5.5段分
・蛍石レンズ、マグネシウム合金を採用し、軽量化を実現
・重量バランスが優秀
・本体サイズ156（最大径）×380mm（長さ）mm
・重量は約2,950g
・メーカー希望価格 2,013,000円（税込み）
今回登場するNIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sはニコンのミラーレスカメラ Zマウント用のNIKKOR Zレンズで初の超望遠レンズです。
NIKKOR FレンズであるAF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VRとの最大の違いとしては、1.4倍テレコンバーターが内蔵されていることで400mmと560mmでの撮影が可能なこと。
重量は約2,950g。NIKKOR FレンズのAF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VRが約3,800gなのでおよそ1㎏近く軽量化されています。
さらに、本体の重心がボディ側にあることで一脚使用時や手持ち撮影時でも安定した撮影が可能。
小型軽量化されているニコン Zマウントのミラーレスカメラとの相性は抜群です。
【発表】NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S
静止画・動画を問わない、高解像と美しいボケ味による臨場感あふれる描写力と高速・高精度AFを備えた、テレコンバーター内蔵大口径超望遠レンズ！
予約販売受付は、1月21日10時より開始!
詳細▶ https://t.co/86pWhXo8Pi#NIKKORZ pic.twitter.com/EXsvXrZep7— ニコンちゃん (@nikon_chan) January 19, 2022
納期は6ヶ月待ち
NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR Sは想定を超える予約数により、供給までにかなりの時間を要することが公式でアナウンスされています。
既に予約している人は発売日当日に届くのが難しく、今後予約する人は6ヶ月以上待つことになるとのことです。ニコン Ｚ9同様、予約数が好調なことや半導体不足などの影響で納期に大幅な遅れが生じているようです。
ニコンはコスト削減を目的として2020年に仙台工場を閉鎖し、タイ工場に生産拠点を一本化しているので、その影響もあるのかもしれません。
今後の生産体制の見直しによって納期が短縮される可能性もありますが、できるだけ急ぎで手に入れたいニコンユーザーは早めの予約しましょう。
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