【書評レビュー】オススメの本『やり抜く力 GRIT』概要まとめ後編

自己啓発としてオススメの本『やり抜く力 GRIT(グリット)』については『【書評レビュー】人生に迷った方にオススメの本『やり抜く力 GRIT』前編』で概要をまとめてきました。

今回はグリット(やり抜く力)を伸ばす方法に焦点を当てながら本書の内容をもっと掘り下げていきたいと思います。

 

グリットの前提条件

グリット(やり抜く力)は才能ではないということを前編を読んだ方は理解しているかと思います。

後天的な能力であるグリットがどのように身につくかですが、前提としてグリットには発揮されやすい条件があります。

それは、その人が好きなことをやっている状況にあることです。

好きなことを見つけるために

1.興味を持ったことをどんどん試す

まずは興味を持ったことをひたすら楽しむことが大事です。

2.そして自分が本当に好きだと思えることを見つける

それで自分の好きな事が見つかった後は、ひたすらそれに取り組み続けることが成功への近道というわけです。

当たり前のようなことですが、本当に自分が好きなことが何なのか、意外と理解していない人は多い気がします。

 

ただ好きだからといって、上達できるとは限らない。努力をしない限り、上達するはずがないのだ。by エイミー・チュア

ですが、好きなことをただ漠然と続けているだけではグリットを活かしての成功への道は切り開けません。そこには結果としての進歩が必要です。そこで、本書ではグリットの効果を最大限に活かす取り組み方を紹介していました。

この取り組みは「意図的な練習」と呼ばれています。

エキスパートの練習方法

成功者たち(エキスパート)が行っている「意図的な練習」として取り上げられていたものは以下のとおりです。

1.ある一点に絞って、高めの目標を設定する

2.集中し、努力を惜しまずに、高めの目標の達成を目指す

3.改善点を見つけ、上手くできるまで何度でも繰り返し練習する

以上3つが意図的な練習の取り組み内容です。

目標設定→達成を繰り返し続けることが成功には不可欠となるわけですね。

やり抜く力 GRIT(グリット)の書評レビューまとめ

やり抜く力 GRIT(グリット)のレビューについてまとめてきました。

結局のところ、自分の好きなことをやっているほうが人生の成功者への近道ということですね。たしかに、自分の好きなことを仕事にしている方は本当に楽しく働いていて、一緒に働く側としても気持ちが良いです。

グリット(やり抜く力)は企業の採用基準や子育てといった教育の場面でも重視されてきていて、ひそかに注目されつつある能力です。好きなことで成功したいビジネスマン、又は就職活動で差をつけたい就活生にはとてもオススメの本なので、ぜひ手に取ってみてください。