リコーのコンパクトデジタルカメラの人気製品「GRⅢ」シリーズに新製品として、GRⅢ/Ⅲx HDFが登場します。
通常のGRⅢとの違いはハイライト部を拡散して、ワンタッチで柔らかな写真表現が楽しめる新開発のHDF(Highlight Diffusion Filter)」をカメラ本体に内蔵しているところです。その代わりとしてNDフィルターが非搭載となっているのが注意しておきたいポイントです。
その他の違いとしては、シャッターレリーズボタンがグレイッシュシルバー色になっています。
GRⅢ/Ⅲx HDFはともに2024年4月12日発売予定。しかしながら、各種販売サイトでは受注停止状態になっているため、手に入れられる人はほんの一握りになることが予想されます。
GRⅢシリーズは28mmレンズを搭載した通常版のほか、40mmレンズ搭載のGRⅢxや限定カラー版が発売されたりとバリエーションが豊富なところが特徴です。
2019年に通常版が発売してから約5年経過したものの、今回HDF版が登場することから、GRⅣへのモデルチェンジはまだまだ先になる可能性が高いと言えます。
GRⅢの後継機を待っている人からすれば残念に思うところですが、今の状況からするとGRⅢシリーズを購入して使いながら気長に待ったほうが良いかもしれません。
僕自身も「FUJIFILM X100V」で風景を撮影する時に画角が窮屈に感じてしまうことが多いことから、28mmで撮影できるGRⅢのモデルチェンジを待っていました。
しかしこのタイミングでGRⅢ HDFが発売されるとのことなので、GRⅣを待つのをやめてGRⅢの受注再開を待とうかと思います。
やはりカメラは欲しいと思っている時が買い時です。
合わせて読みたい→『X100Ⅵが受注停止された今こそX100Vを語りたい』