キヤノンのRF100-400mm F5.6-8 IS USMを購入した理由とメリットに関するまとめです。
キヤノンのRFマウント用超望遠ズームレンズにはRF100-400mm F5.6-8 IS USMとRF100-500mm F4.5-7.1 IS USMの2種類ありますが、これらは価格や重量で全く違う特徴を持っています。
結論から言うと、コストパフォーマンスと画質、携帯性で選ぶなら絶対に「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」は買いです。
今回はRF100-400mm F5.6-8 IS USMを選んだ理由やそのメリットについて解説していきますので、EOSRシリーズを持っている人や購入を迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
RF100-400mmの特徴と比較
RF100-500mm F4.5-7.1 IS USMとの比較表は以下のとおりです。
| メーカー | キヤノン | キヤノン |
|---|---|---|
| 名称 | RF100-400mm F5.6-8 IS USM | RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM |
| 焦点距離 | 100～400mm | 100～500mm |
| 開放F値 | F5.6-8 | F4.5-7.1 |
| フォーカス | AF/MF | AF/MF |
| レンズ構成 | 9群12枚 | 14群20枚 |
| 手ブレ補正 | 〇 | 〇 |
| 防塵 | ✕ | 〇 |
| 防滴 | ✕ | 〇 |
| 最短撮影距離 | 0.88m | 0.9m |
| フィルター径 | 67mm | 77mm |
| 最大径×長さ | 約Φ79.5×164.7mm | Φ93.8×207.6mm |
| 重量 | 約635g | 約1,370g |
| メーカー参考価格(税抜き) | 82,270円 | 335,000円 |
主な違いは携帯性・価格・防塵防滴性能の有無です。
ハイアマチュアやプロ向けのLレンズであるRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMのほうが過酷な環境での使用に対応する反面、携帯性ではRF100-400mm F5.6-8 IS USMのほうが有利になっています。
僕自身は過酷な環境での使用を想定していなかったので、防塵防滴性能の有無は気になりませんでした。
それよりも、1番無視できなかったのは3倍以上の差がある価格についてです。
今まで持っていなかった超望遠ズームレンズに30万円以上も費やしてしまって良いものかという考えがあったので、今後必要になるかを判断するためにも入門用としてRF100-400mm F5.6-8 IS USMを選びました。
RF100-400mm F5.6-8 IS USMの詳細なスペックについては『RF100-400mm F5.6-8 IS USMは見れば分かる凄いレンズ』でまとめていますので参考にしてください。
圧倒的な携帯性と軽量
実際に手にしてみて感じた第一印象としては、超望遠ズームレンズとは思えない軽さと携帯性です。
中望遠ズームレンズであるEF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USMと比較してみても全長の違いは明らかでした。
見てもらえれば分かるとおり、400mmまで伸ばした状態でEF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USMの長さとほぼ同じになりますが、鏡筒部分を収納した状態ならRF100-400mm F5.6-8 IS USMのサイズ感はかなりコンパクトになります。
普段使用しているカメラバッグに収納しても、これまでよりも1本多くレンズを持っていくことが出来るくらいの携帯性にはメリットが感じられました。
手持ちでも気軽に撮影できるほど軽量でもあるので、三脚が使えない場所で撮影するなら積極的に選びたくなるレンズだといえます。
荷物を軽量化しなければならない登山やハイキングなどでも、RF100-400mm F5.6-8 IS USMのメリットを多く感じられるでしょう。
RF100-400mmの購入理由まとめ
様々な特徴を持つRFレンズの中でも、RF100-400mm F5.6-8 IS USMは価格と性能のバランスに優れたトップクラスのコストパフォーマンスを持ったレンズです。
これまで超望遠ズームレンズは重くて大きいという先入観がありましたが、今回の購入をきっかけに積極的に持ち出して活用していきたいと思います。
実際に撮影した作例写真については『キヤノンのRF100-400mm F5.6-8 IS USMの作例写真まとめ』でご紹介していますので実際の描写性能に興味のある人はどうぞ。
10万円以下で購入可能な超望遠ズームレンズとしては間違いなくオススメなので、初めての超望遠ズームレンズをお探しの人はぜひ選んでみてください。
