フルサイズミラーレスカメラの歴史を切り開いたソニーを脅かす存在として話題のキヤノンが開発中の次世代モデル『EOS R5』。
徐々に明らかになってきたそのスペックの高さから今注目を集めるキヤノンのフルサイズミラーレスカメラ『EOS R5』がもうすぐ正式発表されるとの噂が広がっています。
開発発表から時間が経っているため、その存在をすっかり忘れている人もいるのではないでしょうか。
そこで、既に明らかになっている『EOS R5』に関するこれまでの情報をまとめて振り返るとともに、今後の注目すべきポイントについて解説していきます。。
スペックに関するこれまでの情報
EOS R5は2020年2月に公式サイトから開発発表されました。
キヤノン初のボディ内手ブレ補正と8K動画対応の情報は当初から注目すべきポイントとして大きな反響を呼んでいました。
『キヤノンのEOS R5が開発発表!いま分かるスペックと情報まとめ』
次に公開されたのはAF機能と動画性能に関する追加情報です。
動体撮影で便利なAF被写体検出は『犬・猫・鳥』の『全身・顔・瞳』を認識可能。動画撮影の全モードではデュアルピクセルCMOS AF可能など動画クリエイターを意識したスペックの高さが明らかに。
動体撮影をしない立場としても、鳥のような小型の動物も検出できるのかは気になるところです。
『【3/13追加】EOS R5最新情報|拡充したAF機能や動画性能など』
開発発表の第3弾では手ブレ補正が5軸であることやデュアルスロットの詳細が公開されました。
CFexpressとSDカードの両方に対応し、5軸の手ブレ補正はEF・RFどちらのレンズにも対応。
総合的にみるとEOS Rからは大幅に進化したスペックになっているので、プロのフォトグラファーも安心して使えるのではないでしょうか。
『キヤノンEOS R5の5軸手ブレ補正・デュアルスロットについて』
今後発表される注目ポイント
EOS R5に関して未だ明らかになっていない情報の中で気になるポイントは以下のとおり。
・販売価格
・有効画素数
・本体重量
・発売時期
・EOS R6の存在
多くの人が1番気になっているであろう販売価格は様々な噂があり、どの価格帯で登場するか未だ確実な情報がありません。
ツイッターで行ったアンケートでは以下の記事で解説したような結果となっているので、ライバル機種と同価格程度になるのではないかと予想します。
その他様々な未公開情報がありますが、個人的に気になっているのは同時発表が噂される『EOS R6』の存在です。
これまで公式から何の情報も明らかになっていない『EOS R6』は『EOS R5』の下位モデルとして登場することが予想されています。噂のスペックや価格帯からすればアマチュア層のユーザーにとって手が届きやすいカメラといえるかもしれません。
高い動画撮影機能が必要無い人は2つのモデルを比較したうえで『EOS R6』の購入を検討してみるのが良いでしょう。
デジタルカメラの販売が落ち込み、ミラーレスカメラでソニーに大幅な遅れをとるなかでキヤノンの新製品がどのような評価を得るのか。
もうすぐ行われる正式発表を楽しみに待ちましょう。