カメラを使うなら絶対に必要な物の1つであるSDカード。
万が一現場に持って行くのを忘れても今はコンビニで買えるほど身近になり、手軽に購入できるようになりました。
しかし、すぐに手に入るからといってSDカードを価格と容量だけで選ぶのは大きな間違いです。
SDカードは書込み速度・読込み速度・耐久性などを基準に選ぶべきで、カメラの機能や撮影、現像まで深く関わってきます。僕が普段使っているのはサンディスクのエクストリーム(Extreme)。
今回はエクストリームをはじめとする、カメラの機能を最大限に活かすことのできるサンディスクのSDカードについてレビューとしてご紹介します。
SDカードを選ぶ基準
カメラで使うSDカードを選ぶうえで最も重要なのは、データ保存に関わる書込み速度と読込み速度です。
書込み速度はカメラの連写性能に大きく関わっていて、書込み速度が高いほうが連写性能を最大限に引き出すことができます。また、カメラ内の操作でデータを削除する際の時間などにも影響が出てきます。
読込み速度はデータをパソコンや他の記録媒体にコピーや転送する際の速度に影響します。データを転送する時間が遅くてイライラするという人は、読込み速度の遅いSDカードから速いものに買い替えたほうが良いでしょう。
おすすめはエクストリームの64GB
僕が普段から使用しているのはエクストリームの64GB。
書込み速度は最大40MB/秒。読込み速度は最大90MB/秒。エクストリームシリーズはサンディスクのSDカードの中でも2番目に性能の高いものになります。使っている感想としては、以前使っていたものよりもとにかく速い。
朝から夜まで1日中撮影していると大量の写真を撮ることもあり、64GBならRAW+JPEGで記録しても1,000枚以上保存することができます。
経験上、エクストリームの64GBが1枚あるだけで1回の撮影なら余裕でこなせてしまいます。泊まりのある遠征や旅行などでも今のところ困ったことはありません。
性能とコストのバランス的にもおすすめです。
更に求めるならエクストリームプロ
エクストリームよりも更に高性能を求めるならエクストリームプロという選択もアリです。
書込み速度は最大260MB/秒。読込み速度は最大300MB/秒。スペック的にはプロのカメラマン向けといったところ。
連写性能の高いカメラを使っていてスペックを最大限に活かしたいという人なら、ぜひ1枚は持っておきたいSDカードです。もちろん、価格もトップクラスなのでご検討は慎重に。
写真は撮って終わりじゃない
仕事でも趣味でも、写真は現場で撮影しただけでは終わりません。
家に帰ってからパソコンに転送して大きなモニターで確認し、現像やプリントまでするのが写真活動の全てです。価格は抑えられたほうが良いと思いますが、総合的に考えると容量が大きくて性能も高いSDカードを使ったほうがイライラも減り、写真活動を楽しむことができるのではないでしょうか。
誰にとっても転送時間は短いほうが良いに決まってますので、写真をもっと楽しみたい人はこの機会にぜひ使用してみてください。
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