青森県の写真撮影スポット『奥入瀬渓流』の銚子大滝とアクセスや駐車場まとめ

奥入瀬渓流は青森県を代表する観光スポットであり、豊かな自然が溢れる有名な写真撮影スポットでもあります。

今回は夏の奥入瀬渓流を訪れる機会があったので、車でのアクセス方法や駐車場、有名な名所である『銚子大滝』までの道のりについてご紹介していきます。

奥入瀬渓流までのアクセス方法と駐車場

奥入瀬渓流は青森県と秋田県の県境付近にある十和田湖のすぐ近くにあり、周辺には駐車場もあります。

全長は約14kmもある渓流で、国道102号に並行するように流れているのが特徴。

奥入瀬渓流のわきを通る国道102号
奥入瀬渓流に並行に走る国道102号

高速道路を利用して車で行く場合、青森方面からは小坂IC、関東方面や南東北方面からは十和田ICから降りるのが最も近くなります。国道102号は山間の1車線道路なので道幅は狭く、路肩駐車は台数が限られてしまいます。最近では土日や連休時に路肩駐車が増えており、渋滞が頻繁に発生していたりと問題も多くなってきている様子。

散策やウォーキング目的の人で駐車場を利用するなら石ヶ戸休憩所や子ノ口などが無料で利用できます。

しかし、これらは台数に限りがあるため早い者勝ちなので、余裕を持って駐車するなら十和田湖付近の有料である休屋駐車場を利用することをオススメします。

休屋駐車場は南北合わせて最大約800台ほど駐車できるので、土日や祝日に利用するのにピッタリ。

近くに十和田湖の「遊覧船乗り場」があるのが目印です。

銚子大滝までの道のり

奥入瀬渓流の中でも最も有名な観光スポットといえば銚子大滝。

銚子大滝は十和田湖付近の子ノ口から約1.5km付近の地点にあります。青森方面である焼山側からの距離は約12.6kmもあるので、銚子大滝を目的として散策するなら子ノ口からのアプローチがおすすめ。

奥入瀬渓流の最終地点である子ノ口
奥入瀬渓流の最終地点子ノ口

奥入瀬渓流は所々にバス停があり、歩き疲れてしまった時にはバス移動に切り替えることができます。銚子大滝にはすぐ最寄りのバス停があるので、ハイキング抜きで観光をしたい人でも楽にアクセスできるでしょう。

銚子大滝付近の道路脇には小さな駐車スペースもありますが、台数に限りがあるため土日利用を期待するのはおすすめしません。

銚子大滝は道路からすぐのところにあります。

奥入瀬渓流の銚子大滝の写真

銚子大滝の写真

前日の雨の影響もあり、この日は水量も多め。流れ落ちる水の勢いは迫力満点でした。

三脚やNDフィルターを使用してシャッタースピードを遅くすれば、面白い写真を撮ることができます。

奥入瀬渓流の服装は歩きやすさを重視

奥入瀬渓流では森林の中を歩くため日陰が多く、夏でも涼しく感じられるので長袖でも歩くことができます。逆に、秋や冬は防寒対策が必須になります。

ただし、夏は虫などの生き物もたくさんいるのでご注意ください。

奥入瀬渓流のトンボ
葉っぱに止まるトンボ-奥入瀬渓流

ハイキング用の歩道は未舗装路。雨などが降らなくてもぬかるんでいる場所もあるので、履き物は動きやすいスニーカーや運動靴、汚れても大丈夫な長靴などが良いでしょう。

奥入瀬渓流のハイキングコース
奥入瀬渓流のハイキングコース

場所によっては階段もあるのでヒールの高い靴は避けたほうが無難です。服装も丈の長いスカートなどよりも動きやすいズボンがおすすめ。

奥入瀬渓流のハイキングコースにある階段の写真
奥入瀬渓流ハイキングコースの階段

服装以外の持ち物として持って行きたいものとしては、鈴などのクマ除け用グッズ。毎年のようにハイキングコースでの目撃情報があるので油断しないようにしてください。

奥入瀬渓流のクマ出没情報看板
クマ出没注意の看板-奥入瀬渓流

奥入瀬渓流は写真撮影スポットが沢山

銚子大滝以外にも、奥入瀬渓流には大小さまざまな滝や流れがあるので観光名所が沢山あります。

僕が今回歩いたのは「石ヶ戸休憩所~子ノ口間」。

全長約8㎞もあるなかで、色々な滝や面白いかたちをした植物も沢山ありました。

奥入瀬渓流の三乱の流れ
三乱の流れ-奥入瀬渓流
奥入瀬渓流の植物
面白い形の植物-奥入瀬渓流

夏以外にも秋や冬にも違った景色が楽しめるので、ぜひまた色々な季節に訪れてみたいです。

奥入瀬渓流は間違いなく青森県を代表する写真撮影スポットです。

皆さんもぜひカメラを持って撮影に行ってみてください。

 

今回撮影で使用したカメラとレンズ⇊