マイクロソフト社のタブレット「Surface Pro」シリーズの2019年モデル『Surface Pro7』が発表されました。
前モデルである『Surface Pro6』の登場から約1年でのモデルチェンジとなり、スペックのどこが変わったのか気になる人も多いはずです。
新たに発売される「Surface Pro7」を「Surface Pro6」と比較しながら、スペックの違いやおすすめのモデルについて解説していきます。
Surface Pro7のスペック比較表
Surface Pro7のスペックは以下のとおりです。
主な仕様 | Surface Pro7 | Surface Pro6 |
---|---|---|
形態 | タブレットPC | タブレットPC |
ネット接続タイプ | Wi-Fiモデル | Wi-Fiモデル |
OS種類 | Windows10 | Windows10 |
CPU | デュアルコア/クアッドコア インテル® Core™ 第 10 世代i3/i5/i7 | インテル® Core™ 第 8 世代i5/i7 |
メモリ | 4GB/8GB/16GB | 8GB/16GB |
記憶容量 | 128GB/256GB/512GB/1TB | 128GB/256GB/512GB/1TB |
バッテリー性能 | 通常のデバイス使用時間 10.5時間 | ローカル動画再生 13.5時間 |
画面サイズ | 12.3インチ | 12.3インチ |
重量 | i3,i5:775g i7:790g | i5:770g i7:784g |
外部端子 | USB-C×1 USB3.0×1 ヘッドホンジャック MicroSDカードリーダー Surface Connect端子 | USB3.0×1 ヘッドホンジャック MicroSDカードリーダー Surface Connect端子 |
カラー | プラチナ/ブラック | プラチナ/ブラック |
価格 | 99,800円~268,800円 (税抜) | 119,800円~268,800円 (税抜) |
カラーバリエーションはプラチナと前モデルから登場したブラックを合わせた2色構成。12.3インチの画面サイズや外形もSurface Pro6から変化せず、過去に発売されているタイプカバーをそのまま使用することが可能です。
外部インターフェースは新たにUSB-Cポートが追加されたことで利便性が高まり、2in1タブレットPCとしての正当な進化をむかえました。
Pro6との主な違い
デザインなどの外観のほとんどなかった一方、スペック面では「Surface Pro6」との違いが幾つか見受けられます。
CPUは第10世代インテルが搭載されたことで性能が大幅に向上し、動画などの処理速度がよりパワフルに。仕様は最安価格モデル(4GB/128GB/Core i3)から選択することができ、それぞれのニーズに応えられるようになったことでユーザーを取り込みやすくなりました。
重量は約5gほどわずかに重くなりましたが、ノートパソコンと比較すればまだまだ携帯性は「Surface Pro7」が有利です。
前モデル「Surface Pro6」を詳しく知りたい人は『【1分で読める】Surface Pro6のスペックと評価まとめ』を参考にしてください。
バッテリー性能だけは控えめ
カタログ上のバッテリー性能は最大10.5時間になり、「Surface Pro6」の13.5時間と比較すると短くなっています。
しかし、これはローカル上の動画再生と通常のデバイス使用時間という異なる指標での計測なので一概に比較することはできません。
その他「Surface Pro7」は急速充電機能に対応し、1時間で80%までバッテリーを回復することが可能です。同時発表された上位モデル「Surface Pro X」との差別化がされると考えられますが、10.5時間保つなら1日使用するには十分だといえるでしょう。
作業重視ならPro7
比較してみたとおり、新たに発売する「Surface Pro7」は処理速度や作業効率をアップグレードさせたことで「Surface Pro6」よりもクリエイター向けのデバイスに進化しました。
動画編集や写真のレタッチ加工などの作業用、動画再生やゲームプレイ用として購入するなら「Surface Pro7」がおすすめ。
ブラウジングやネット検索など負荷の少ない動作中心なら、セールや値下げ後の「Surface Pro6」の購入を狙うのがコストパフォーマンス的にお得となります。
どちらを選ぶかは個人次第ですので、それぞれのデバイスのメリット・デメリットを理解してから購入するようにしましょう。
自分に合ったSurfaceシリーズの選び方について詳しく知りたい人は『【完全比較】あなたに1番オススメのSurfaceシリーズの選び方』を参考にどうぞ。