ストックフォトの始め方についてご紹介します。
近年副業として注目を集めるストックフォト。なかには本業として年収1,000万円以上も稼ぐ人もいるといわれています。
そこで、これから取り組んでみようと思っている人向けに必要な物や手順などを含めたストックフォトの始め方を解説していきます。
ストックフォトとは
ストックフォトとはインターネットで販売・購入できるは写真やイラストなどの素材のこと。様々なジャンルやシチュエーションの素材があり、主にテレビや雑誌、広告などに利用されています。
販売サイトに登録することで誰でも簡単に売買を始められるのが特徴です。
主な素材の種類は写真、イラストなどの画像データ。最近では動画や音声データなどの販売を始めているサイトも出てきました。
ストックフォトに必要な物
ストックフォトの大部分を占める素材といえば写真です。
ここでは写真素材の販売を始めるために必要な物を中心にご紹介します。
・デジタルカメラ(必須)
・パソコン(必須)
・現像ソフト(推奨)
デジタルカメラ
素材となる写真を撮影するためにはデジタルカメラが必須です。
スマートフォンのカメラでも大丈夫だろうと思うかもしれませんが、拡大や引き伸ばした時などにはかなり画質の差が出てきます。最低でもコンパクトデジタルカメラ、できればミラーレスカメラや一眼レフカメラを準備しましょう。
ストックフォトにオススメの機種については『【超基本】ストックフォトを副業・本業にしたい人向けカメラの選び方』を参考にしてください。
パソコン
パソコンはカメラで撮影した写真データの編集・加工や登録サイトへのアップロードなどの作業を行うために使います。
ノートパソコン・デスクトップ型のどちらでも問題ありませんが、大きなデータを扱うことになるので快適に作業をするためにはCPU・メモリ・記憶容量などのスペックが高い製品を選ぶほうが良いでしょう。
僕がオススメするノートパソコンはアップル(apple)のMacBook Proシリーズか、マイクロソフト(Microsoft)のSurface Bookシリーズです。
現像ソフト
撮影したデータを登録サイトにアップロードする前に行うべき作業が写真の現像・加工です。
明るさや色の調整、意図せず映り込んでしまった障害物の消去などはアップロード前にしかできませんので、購入してもらいやすいような高いクオリティに仕上げる必要があります。
現像ソフトには購入したデジタルカメラのメーカー独自のものやどのカメラメーカーのユーザーでも使用できる有料のものがあります。
オススメなのはAdobeの『Photoshop』や『Lightroom』。編集の自由度が高く、カメラのメーカーを変えても使い続けられるので有料の現像ソフトを検討している人は参考にしてください。
販売サイトに登録
素材を販売するためにはストックフォトサイトを通して行うことになるのでクリエイター登録が必要になります。
ストックフォトサイトは様々なものがあり、日本だけでなく海外の会社が運営するものも存在します。
・PIXTA(ピクスタ)
・Adobe Stock(アドビストック)
・Shutterstock(シャッターストック)
・Getty Images(ゲッティイメージズ)
・photolibrary(フォトライブラリー)
・snapmart(スナップマート)
上記にリストアップしたのはほんの一例です。各サイトごとに販売できる素材や受け取れる報酬などに違いがありますので、どのような特徴があるのかを事前に確認してから登録するようにしましょう。
ストックフォト初心者にオススメなのは『PIXTA』と『Adobe Stock』です。
『PIXTA』は日本のストックフォトサイトの大手であり、1枚あたりの報酬単価も大きいのが特徴。
『Adobe Stock』は『Photoshop』などの現像ソフトを提供する会社でアップロード枚数に上限が無く、最初から沢山の種類を販売していきたい人向けです。
同じ素材を複数のサイトで販売することも可能なので、で登録するサイトの規定やルールを確認しましょう。
撮影からアップロードまで
サイト登録した後は実際に素材をアップロードしましょう。
撮影から販売までの手順は大きく分けて以下の3ステップです。