ソニーのフルサイズミラーレスカメラ「α7RⅣ」と「α7RⅢ」がマイナーチェンジされて新たに発売することが決定しました。
主な変更点は以下のとおりです。
・型番の末尾に「A」が追加
・背面モニターの解像度が約236万ドットに
・背面の「SONY」ロゴがなくなる
・撮影可能枚数が10枚減少
型番は「α7RⅣ」がILCE-7RM4からILCE-7RM4Aに、「α7RⅢ」がILCE-7RM3からILCE-7RM3Aに変更。背面モニターは既存の約144万ドットから約236万ドットへ大幅な向上しています。
ソニーのミラーレスカメラではほとんどが約144万ドットなので、背面モニターの解像度に関しては今回のマイナーチェンジで登場する2機種がメーカー内トップとなります。
細かな変更点としては、液晶モニター使用時の撮影可能枚数は2機種ともに10枚減少し、モニター下部の「SONY」のロゴが無くなります。
その他のスペックとデザイン、大きさや重量などは従来通り。
マイナーチェンジされた「α7RⅣ」と「α7R3」は最新版のファームウェアで2021年6月4日発売されます。
ライバル機種であるキヤノンのEOS R5やニコンのZ7Ⅱが約210万ドット仕様なので、液晶モニターのスペックを重要視するユーザーからは注目されそうですね。しかしながら、ほとんどのユーザーにとっては撮影に大きく影響がなさそうなので、値下がりした旧モデルを狙うのもアリかもしれません。
カメラのマイナーチェンジ自体珍しいですが、ソニーはどの製品もデザインが酷似しているので見分けるのがさらに難しくなりそうです。
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