OM SYSTEM OM-1が発売決定|注目すべきスペックと特徴まとめ

この記事ではOM SYSTEM OM-1のスペックと特徴をまとめています。

OMデジタルソリューションズが新たに「OM SYSTEM 」カメラのフラグシップモデルとしてOM SYSTEM OM-1を発表しました。

マイクロフォーサーズセンサー搭載のオールマイティなカメラとして非常に高性能な製品となっているので、詳細スペックや注目すべき特徴についてご紹介していきます。

詳細スペック

OM SYSTEM OM-1の詳細スペック表は以下のとおりです。

 OM SYSTEM OM-1
有効画素数約2037万画素
センサーサイズマイクロフォーサーズ
画像処理エンジンTruePic X
シャッタースピード32000秒~60秒
(電子シャッター時)
ISO感度(通常)80~102400
連続撮影最高約120コマ/秒
(AF/AE固定時)
視野率約100%、約576万ドット
モニターバリアングル式
約162万ドット
AFシステム顔・瞳優先AF
AI被写体認識AF
スロット数デュアルスロット
SD/SDHC/SDXCカード×2
撮影可能枚数標準:約760枚
低消費電力時:約1100枚
動画性能4K/60P
フルHD/240p
Wi-Fi
Bluetooth
ボディ内手ブレ補正
ボディサイズ
(幅×高さ×奥行)
約134.8×91.6×72.7mm
質量約511g(本体のみ)
メーカー参考価格248,000円(税抜)

スペック全体の第一印象としては、フラグシップモデルの位置づけにふさわしい欠点の無いカメラという印象です。

静止画から動画、暗所撮影から動体撮影まであらゆるユーザーニーズに1台で対応できるのに価格が30万円以下に抑えられているので、コストパフォーマンス的にも優秀なカメラだと言えます。

OM SYSTEM OM-1のカメラボディイメージ
OM SYSTEM OM-1のボディ-OMデジタルソリューションズ

OM SYSTEM OM-1の主な特徴

OM SYSTEM OM-1の主な特徴として注目したい点を以下のとおりです。

・画像処理エンジン「TruePic X」

・新開発の高画質センサー

・最高120コマ/秒の高速撮影機能

・進化したAI被写体認識AF

・約576万ドットの高解像EVF

・充実した動画撮影機能(4K/60p、フルHD 240p)

画像処理エンジンには従来型よりも約3倍高速化された新開発となる「TruePic X」を搭載。

有効画素数約2037万画素の「裏面照射積層型 Live MOSセンサー」との組み合わせによりこれまでのマイクロフォーサーズセンサーを上回る高画質を実現しています。

 

高速撮影機能ではAF/AE追従・ブラックアウトフリーで最高約50コマ/秒、AF/AE固定で最高120コマ/秒とこれまでの常識を覆す超高速連写が可能となりました。

対応レンズが限られますが、動体撮影時の高速連写機能としては十分すぎるくらいの高機能です。

 

AF機能では、新開発の「裏面照射積層型 Live MOSセンサー」が1053点オールクロス像面位相差クアッドピクセル方式を採用。

ディープラーニング技術を活用した「AI被写体認識AF」が搭載され、バイク・飛行機・鉄道などの乗り物以外に鳥・犬・猫などの動物の認識にも対応します。人物の顔や瞳へのAF機能も検出精度やレスポンス、追従性などに大幅な向上が期待できます。

 

動画撮影機能では4K/60p、フルHD/240pなどにも対応。手ブレ補正機構は動画撮影でも使用可能なので、手持ちでも安定した動画撮影が可能です。

マイクロフォーサーズセンサー搭載ミラーレスカメラとしての軽量コンパクトなメリットを活かすことで、プロのクリエーターやユーチューバー(Youtuber)などの動画コンテンツ作成用機材としてもオススメです。

OM SYSTEM OM-1のスペックと特徴まとめ

OM SYSTEM OM-1のスペックと特徴についてまとめてきました。

OMデジタルソリューションのカメラでお馴染みの特徴である防塵防滴耐性や「ハイレゾショット」などの機能については割愛しましたが、もちろん今回のOM SYSTEM OM-1にも搭載されています。

新ブランド「OM SYSTEM 」のフラグシップモデルとして妥協のないオールマイティなカメラとなっているので、どのような作品が撮れるのかや実際の使用感が非常に楽しみです。

 

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