ニコン Z9の開発発表と気になるポイント

ニコンがフルサイズミラーレスカメラ 「ニコン Z9」の開発を発表しました。

Zマウントでは初となるフラグシップモデルとなるだけあって多くの注目を集めており、先日発表されたソニーの「α1」のライバル機種になるであろうカメラです。

ニコン Z9には新開発のCMOS積層型センサーや画像処理エンジンが搭載される予定で、8K動画撮影にも対応します。

・Zマウント初のフラグシップモデル

・新開発の積層型CMOSセンサー

・8K動画撮影対応

・幅広いジャンルのプロフェッショナルのニーズに対応

ニコン Z9の発売時期

ニコン Z9の開発イメージ画像
ニコン Z9-ニコン公式より

ニコン Z9の発売時期は2021年内を目指すとされています。

東京オリンピックの開催までに発売される可能性は低いと個人的に思っていますが、2021年秋頃(第3四半期)には正式な発売日が決定してくるかもしれません。

フラグシップモデルではソニーの「α1」が3月19日に発売されるので、今後の開発は急ピッチで進められていくのではないかと思います。

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Z9の気になるポイント

まだ明らかになっている情報が少ないニコン Z9について、特に気になるポイントはサイズ感です。

従来のミラーレスカメラといえば携帯性にメリットがある機種が多いですが、フラグシップモデルとして公開された開発中のニコン Z9は縦グリップ一体型。

これまでニコンのフラグシップモデルを愛用してきたフォトグラファーが移行しやすいように配慮した結果なのかもしれませんが、サイズ感が変わらなければ一眼レフカメラから買い替えるメリットが少なくなってしまうかもしれません。

一眼レフカメラのプロフェッショナル向けモデルであるD6などの一桁シリーズと比較してどの程度のサイズ感になるのか、今後の情報に注目したいと思います。

 

ソニーのα1が従来のミラーレスカメラ同様のサイズで登場することを考えると、2つのカメラのコンセプトは異なるのかもしれませんが、既存のユーザーを大切にするという点では同じ視点を持っているのかもしれません。

まだ正確な情報が出ていないキヤノンのフラグシップモデル「EOS R1(仮称)」がもしも縦型グリップ一体型で無かったとすると、両者の評価は大きく分かれることになりそうです。