アップルが新型iphoneであるiphoneXS、XSMax、XRの3機種を発表しました。
高級機種として注目されているのがiphoneXSMaxで、ディスプレイは過去最大の6.5インチ、価格は過去最高の約12万2千円。
現行のiphoneXよりも画像処理などの制度と速度を上げたXS/XSMaxの2機種には有機ELが使用され、カメラにはデュアルレンズを採用。
一方で、2機種よりも機能をおさえた安価なモデルとしてXRが登場するなど、アップルは3つの新モデルを同時に発売することにより新たな販売戦略でシェア拡大を狙っていきます。
NTTドコモ、KDDI,ソフトバンクの3社の予約受付けは、一部の製品を除き9月14日より開始します。
進化した機能
これまでと違った機能として搭載されるのは以下のとおり。
・ホームボタンの完全廃止
Xで初めて廃止されたホームボタンが新3機種全てで廃止。
これにより従来のものよりもディスプレイがより大きく、見やすくなります。
・最大容量も過去最大
XS/XSMaxの最大容量は512GB。これはもはやスマートフォンの域を超えています。
・防水性能も最高水準
最大水深2メートルでも最大30分間の耐水性能。
・自在にボケ味を変えるカメラ性能
Xに搭載されていたデュアルレンズに加え、XS/XSMaxではボケ味のコントロール(被写界深度)までできるようになりました。
これだけざっとみても、Xから性能アップはかなり進んでいることが分かります。
iphoneは写真をどう変えるのか
今回アップグレードしたカメラ性能は、写真撮影にどんな影響を与えるのでしょうか。
ここからは写真に関する性能にフォーカスを当ててみていきましょう。
・ボケ味のコントロール
被写界深度のコントロールは撮影中にリアルタイムで設定可能。撮影後にも自在に調整ができます。
・スマートHDR
高速なセンサーや高度なアルゴリズムなどの複数のテクノロジーが進化したことで、明暗差の大きいシーンでも精細なディテール表現が可能となりました。
・ポートレートモード
カメラセンサーから得た情報をNeural Engineが記憶し学習することでフレームの中にある顔を素早く検出。
記念写真だけでなくセルフィーでもタイムラグを無くすことが期待できます。
・高性能ディスプレイ
OLEDディスプレイは正確なカラーマネジメントでシステム全体に対応。
質の高い写真を撮るだけでなく、鑑賞時にも機能の高さを発揮します。
その他にも、デュアルレンズは望遠側でF/2.2、広角側でF/1.8。デュアル光学式手振れ補正も加わり、撮影時のブレも怖くありません。
写真画素数は7MP。4K/60fps対応でビデオ撮影機能も充実してます。
まとめ
新iphoneについてまとめてきました。
参考:アップル公式サイト
今回最も価格の高いXSMaxは驚異の12万円超えでなかなか手が出しにくいですが、それに見合った最新の高技術が詰まったデバイスなのでアップルファンにはたまらない製品でしょう。
また、新3機種の中で最も安価なXRは、お馴染みのブラックやホワイトをはじめレッドやブルーなど、カラーバリエーションが豊富なので女性やオシャレにこだわる人に人気となることが予想されます。
今回の3機種が登場したことで既存だったXの取り扱いは廃止されますが、8と7は値下げして販売を継続しますのでそちらも狙い目です。
iphoneだけでもこれまで以上に選択肢は広がるのでどれを使うか迷ってしまいそうですが、発売されて店頭に並ぶのが今から楽しみですね。
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