GoPro HERO9 BLACK レビュー|旧モデルとの比較で大幅に進化

アクションカメラ「GoPro HERO9 BLACK」のレビューに関するまとめです。

今回初めてのアクションカメラとして購入したのが人気メーカー「GoPro」から発売されているHERO9 BLACK。

手ブレ補正や機能性がずば抜けて高く、動画撮影用カメラとして誰にでもオススメできる製品です。

この記事では、HERO9 BLACKで撮影した動画や写真の作例とともに旧モデルとのスペックの違いや新機能、改善してもらいたい点についてレビューをまとめていきます。

HERO9 BLACKの外観レビュー

HERO BLACK9では前面と背面ディスプレイともに大きくなりました。特に前面ディスプレイはライブプレビューが表示されるようになり、映像を確認しながら撮影可能です。

HERO BLACK8よりも重くなって全体的なサイズも一回り以上大きくなっています。

GoPro HERO9 BLACKの外観イメージ1
HERO9 BLACKの正面
HERO9 BLACKのレビューサムネイル画像
GoPro HERO9 BLACKの外観斜めイメージ

側面のロゴマークを見れば旧モデルと簡単に見分けることが出来ます。

HERO9 BLACKの外観横イメージ
HERO9 BLACKの側面
HERO9 BLACKの背面イメージ写真
HERO9 BLACKの背面イメージ
HERO9 BLACKとShotyのイメージ写真
GoPro HERO BLACK+Shoty
HERO9 BLACKと三脚のイメージ写真
HERO9 BLACK+Shoty三脚モード

伸縮式のハンドグリップと三脚の2パターンとして使える「Shoty」はHERO9 BLACKとの相性抜群。

あらゆるシーンで使える便利なアイテムなので購入必須です。

HERO8 BLACKとのスペック比較と違い

GoPro HERO9 BLACKとGoPro HERO8 BLACKのスペック比較は以下のとおりです。

 HERO9 BLACKHERO8 BLACK
動画性能5K304K60
写真画質20MP12MP
防水性能10m10m
Wi-Fi
Bluetooth
手ブレ補正機能HyperSmooth3.0HyperSmooth2.0
インターフェースUSB-CUSB-C
前面ディスプレイ1.4インチ0.94インチ
背面ディスプレイ2.27インチ1.95インチ
バッテリー容量1720mAh1220mAh
スケジュールキャプチャー
HindSight
デュレーションキャプチャー
サイズ
(幅×高さ×奥行き)
71.0×55.0×33.6mm66.3×48.6×28.4mm
重量(バッテリー込み)約158g約126g

HERO BLACK8で4K対応だった動画撮影機能において、今回のHERO9 BLACKで新たに5Kでの記録に対応しました。写真の記録画質は20MPとHERO BLACK8の12MPから大幅に進化。動画以外にも写真撮影用としても十分使えるスペックです。

HERO9 BLACKでの写真作例
GoPro HERO BLACK9の写真作例

優れた手ブレ補正機能

HERO9 BLACKを使ったファーストインプレッションとしては手ブレ補正が強力で手持ち撮影がとても楽だということ。

海岸沿いで撮影した映像は「HyperSmooth3.0」のおかげで手持ちでも水平を容易に保つことが出来ています。

動物など動く被写体を追従するのはブレやすく難しい撮影シーンの1つ。

しかしHERO9 BLACKでは終始安定した映像を簡単に撮影することが可能です。

夜明け時間のタイムラプス動画もご覧のとおり。

別売りの三脚と一緒に使用することで簡単に撮影することが出来ます。

HERO9 BLACKの新機能

HERO9 BLACKでは新たに追加された幾つかの機能があります。

撮影時刻を予約できる「スケジュールキャプチャー」やシャッターを押す前から映像を記録できる「HindSight(ハインドサイト)」など便利な新機能が豊富なので、HERO8 BLACK以前の機種では出来なかった様々な撮影方法に対応することが出来ます。

レンズ付け替え可能

HERO9 BLACKでは別売りのレンズを付け替え可能です。

現在発売されている「MAXレンズモジュラー」は155度の超広角レンズ。手ブレ補正機能との相性が良く、手持ちでも水平を保ちながら迫力ある絵以上を撮影できます。

スケジュールキャプチャー

撮影開始時刻を事前に予約できる機能。予約した時間になると自動で録画が開始されるので早朝の日の出などを撮影したい時に役立ちます。

予約設定は最大24時間前から可能です。

HindSight

シャッターを押す前から撮影ができている機能です。15秒と30秒前から設定できます。

カメラを構えてから録画ボタンを押すまでの間も決定的なシーンを逃しにくくなります。

タッチ操作性は改善が必要

撮影機能が優秀なHERO9 BLACKで改善すべきと感じたのは感度の悪いタッチ操作性に関してです。

反応感度がかなり悪く、誤操作やイライラしてしまう場面も多々あります。タッチ操作と聞いてスマートフォン並みの操作感を想像していた人はガッカリしてしまうかもしれません。

HERO9 BLACKの後継機種では撮影機能の向上よりもタッチ操作性の改善に力を入れてもらえるとさらに良い製品になるでしょう。

GoPro HERO9 BLACKのレビューまとめ

アクションカメラ「GoPro HERO9 BLACK」のレビューについてまとめてきました。

様々な新機能の追加や使用できるバッテリー自体が新調されたことで動画記録時間も大幅に伸びたこともあり、HERO9 BLACKは旧モデルから買い替える価値が十分アリだといえます。

HERO8 BLACKよりもサイズが大きくなってしまいましたが、一眼レフカメラやミラーレスカメラよりも気軽に動画撮影できるので、今後の動画撮影の中心はアクションカメラになること間違いありません。

次のモデルチェンジでは携帯性の向上とタッチ操作の感度が良くなることを期待したいです。

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