2020年5月初めにGoogleのコアアルゴリズムアップデートがおこなわれました。
この影響から検索順位にも大きな変動が起き、検索流入からのPV数が激減するなど悲惨な結果が生じているとの報告がSNSでも多く見受けられました。
僕のブログに関して言えば、今回のGoogleアップデートによる多少の影響を受けたものの、深刻なダメージではありませんでした。4月の運営実績と比較してみてもPV数が若干減少したものの、検索順位は同じ推移~上昇の傾向がみられています。
とはいえ、検索流入が90%以上を占めていることを考えると、もしも被弾してしまった時には受けるダメージが相当大きくなることが想定されます。
そこで今回は2020年5月のGoogleアップデートで感じたことと、今後の対策として検索エンジンに依存しないサイトやブログ作りについて少しまとめていきます。
求められるのは情報の信頼性
今回のGoogleアップデートの大きな影響として、公式サイトや運営期間の長いブログなどが検索上位に表示されるようになったという意見も見受けられます。
これは個人ブロガーや初心者からすると少し理不尽なようにも思えますが、ユーザー視点でいえばある意味で妥当な結果なのかもしれません。
ユーザーが欲しているのは信頼性や正確性の高い情報です。コピーされただけのものや横流しされているだけの情報がまとめられているだけの記事が公式やオリジナルに負けてしまうのは自然な流れのように思えます。
オリジナリティや独自の視点が無いサイト、理論や根拠が不十分なブログにとっては今後しばらく厳しい状況が続くかもしれません。
これから作成する記事は情報源として信頼できるのか、理論がブレてないかが重要になっていきます。
今後取り組むべきブログ対策
PVやブログ収益が検索エンジンに依存している状況を変えたいのであれば、今までとは違うことをやるしかありません。
これからのブログ運営を手助けする取り組みとして、個人的には以下の2つをオススメします。
SNSとの連携
高い拡散性が期待できるSNSはブログとの相性抜群。
最近は検索エンジンを使わずにSNSから情報を得る人も増えてきているので、投稿した記事をシェアしたりSNSマーケティングを地道におこなうことでブログのPV数や検索流入割合に変化を起こすことができるかもしれません。
もちろん、SNSは情報収集やトレンド分析用としても便利なツールです。作成する記事のテーマを決める時にSNSのトレンドを参考にすることで、検索流入から取り入れられなかった読者を獲得できるチャンスが広がるはずです。
但し、SNSの拡散性を利用したPVは検索エンジンと同様、不安定な要素が多いので注意が必要となります。
Vlogの活用
新たなコンテンツとして普及しているVlogの活用はブログに新しい価値を生み出します。
動画は文章で伝えきれなかった情報をより分かりやすく説明するために有効なコンテンツ。最近ではビデオカメラを使わなくてもスマートフォンで手軽に撮影できるようになりました。
Youtubeをはじめとした動画投稿サイトの需要が伸びているなかで、ブログとVlogを組み合わせないのは非常にもったいないです。
読者を飽きさせない記事作りに取り組むなら、これからはVlogを上手く活用していくことをオススメします。
PVを失ってもブログは残る
今回のGoogleアップデートは自分自身の目的を再確認する良いきっかけになった気がします。
なんだかんだ検索エンジンからの評価を上げて検索上位表示されるためには正しいSEO対策が重要です。サイトやブログ記事作りの本質はアップデート後も同じ。
ユーザーから価値があると思ってもらえるような品質の高いコンテンツを作り続けることが大切なことに変わりはありません。
例えPV数を失ったとしても築き上げてきたブログは残ります。残ったもので何ができるのかや何が起きたのかを分析することもできるはずです。
今回のアップデートで生じた結果をポジティブかネガティブのどちらで捉えるかは自分次第。
PVや収益などの数字に囚われすぎず、文章を書くことの楽しさを味わいながらブログ運営を続けていきましょう。
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