ちょっと前まで違法に漫画をアップロードしていたサイト「漫画村」の影響で何かと話題になった電子書籍。
そんな電子書籍の利用状況についての調査を行ったMMD研究所が結果を公表しました。
調査の結果、利用したことのある電子書籍の種類では「事業者配信の無料書籍」が69.0%で最も多く、次いで「一作ずつ購入する有料書籍」が44.6%という結果になりました。
その「一作ずつ購入する有料書籍」のなかで最も利用が多かったのが、ネット通販大手サイトを運営する企業「アマゾン(Amazon)」が提供する「Kindle」です。
電子書籍リーダーのメリット
「Kindle」は電子書籍リーダーという電子書籍を読むためのタブレットも出ています。
ipadなどの普通のタブレットと違い、電子書籍リーダーはWifi経由での電子書籍の購入や購入した書籍の閲覧以外のインターネット機能は使えず(3G機能搭載を除く)、本当に電子書籍を読むことだけに特化したタブレットです。
インターネットが使えないから不便だと感じるかと思いますが、それを補うようなメリットが電子書籍リーダーにはあります。
充電が長持ち
通常のタブレットであれば毎日充電しなければいけませんが、電子書籍リーダーは毎日30分使ったとしても2週間くらいは充電しなくても平気です。
液晶画面が目に優しい
電子書籍リーダーの液晶はブルーライトなどの光が出ない仕組みになっています。
なので目が疲れにくく、紙の書籍を読んでいるような自然な感覚で読むことができます。
持ち運びが楽
電子書籍リーダーがあれば複数の本を持ち運ぶのとは違い、タブレット1つで沢山の電子書籍を所持できるので移動先でも様々な本を読むことができます。
特に電子書籍リーダーはサイズが文庫本を一回り大きくしたくらいの大きさなので、一般的なタブレットよりも嵩張らないのでオススメです。
オススメの電子書籍リーダー
電子書籍リーダーでいまオススメできるのは2つです。
アマゾン「Kindle」
先に紹介した「Kindle」はアマゾンで購入した電子書籍をいつでも読むことができます。
種類も白黒のみのものや漫画に特化したものなど種類が豊富なので、自分が読むジャンルに合わせて本体を選ぶことができます。
興味のある人は、定期的に開催されるアマゾンセールで価格が下がったタイミングを狙って購入するのがオススメです。
楽天「Kobo」
2つ目は、楽天が取り扱っている「Kobo」という電子書籍リーダーです。
楽天ブックスで購入した電子書籍を読むことができるのですが、最大のメリットは楽天ポイントが貯まるということ。
また、一部の端末には防水機能があるのでお風呂などで読みたい人にもオススメです。
普段から楽天を利用している人にとってはこちらを選ぶのが良いでしょう。
両方の電子書籍リーダーの比較についてですが、2つの性能に差はほとんどないので自分の好みで選ぶのが良いでしょう。
使い分けるのは正直面倒になるので、2つのどちらかだけを使うのが基本になります。
どちらにしても、ポイントなどのお得な特典があるので利用しないのはもったいないです。
読書好きな人にとってはますます本を読むペースをアップするきっかけにもなるので、自分の読書スタイルに合わせて電子書籍リーダーを選びましょう。
注意しなければいけないのは、「Kindle」の白黒版(PaperWhite)などは電池が長持ちしていいのですが、ページをめくったりした時の反応が遅めですので、漫画しか読まない人は、漫画に特化したモデルを選ぶようにしたほうが良いです。
また、雑誌などの大きな書面や写真集などは電子書籍リーダーには向いていませんのでご注意ください。
今まで電子書籍をほとんど読んだことのない人には電子書籍リーダーは抵抗があるかもしれません。
しかし、僕は電子書籍リーダーを購入してから読書量は格段に増えました。
絶対に買って損はないので、読書好きな人はぜひ購入して使ってみてください。