この記事ではEOS R6を購入した理由についてご紹介します。
今までサブ機として所持していたEOS 6D MarkⅡを下取りに出してEOS R6を購入しました。これでEOS Rとの2台体制となり、カメラボディに関してはEOS Rシステムへの移行完了です。
なぜ上位モデルのEOS R5ではなくEOS R6を購入し、EOS Rとの2台体制に決めたのか。
いまEOS R6の購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
EOS R6に期待すること
EOS R6を購入した1番の理由は動体撮影用のカメラが欲しかったからです。
既に使用しているEOS Rでの動体撮影は連続撮影速度よりもファインダーの見え方に不満がありました。
補足ですが、EOS Rは風景撮影用としてコストパフォーマンスと高画質のバランスに優れた最高のカメラです。(参考⇒EOS R5とEOS R6のどちらが人気?気になる予約状況について )
EOS R6では期待していたとおり、一眼レフカメラのに近い自然な見え方で被写体を追うことができるのでEOS Rでの不満点が解消されていました。
EOS Rのフレームレートは滑らかさ優先で59.94。EOS R6では119.88なのでスペック上の数字でも大きな差があるのは一目瞭然です。
その他に被写体検出機能や電子シャッター使用時で最高約20コマ/秒の連続撮影速度などEOS Rよりも優れた機能がたくさんあります。
・被写体検出(人物・動物・乗り物)
・連続撮影速度(電子シャッター使用で最高約20コマ/秒)
・ボディ内手ブレ補正
・高感度耐性
・ダブルスロット
今後しばらくはEOS RとEOS R6の2台体制なので主な役割はこんな感じになります。
風景(日中) | EOS R6≦EOS R |
夜景 | EOS R6>EOS R |
動体撮影 | EOS R6>EOS R |
動画撮影 | EOS R6≧EOS R |
低いISO感度で風景を撮影する場合は有効画素数の多いEOS Rを使用し、夜景や動体撮影、動画撮影ではEOS R6を使用していく予定です。
EOS R5を選ばなかった理由
EOS R6を購入検討する際に他の候補して挙がったのがEOS R5です。
上位モデルとして無視できない存在だったので、正直なところすごく迷いました。しかし、結局選ばなかったのは以下のような理由があるからでした。
・価格が高い
・有効画素数が多い(データ管理&現像時の負荷大)
・8K動画を撮影しない
・EOS Rとの使い分け方が思いつかない
EOS R6との価格差が約15万円。この金額なら新たなレンズを買ったほうが撮影表現の幅が確実に広がります。
スペック的にもEOS R5の約4500万画素や8K動画撮影機能が僕には不要だと判断しました。大きな印刷物へのプリントや8K動画記録が全く想定していないからです。
有効画素数が多くなるとデータサイズが膨大になることや現像時の負荷が大きくなるデメリットもあるので、同じように検討している人は注意してください。
ストックフォトや広告用に高画素で撮影したい時はEOS R(有効画素数:約3030万画素)を使えば良いので、最終的にはEOS R6を選びました。
ちなみにEOS R6の有効画素数は約2010万画素ですが、最新の映像エンジン「DIGIC X」のおかげなのか高画素機に引けを取らない高画質です。有効画素数が少ないのでは、と不安に思っている人は安心してください。
EOS R6しか勝たん。
・EOS Rより画素数少ないのに解像度が高く見える。
・AFの検出&食い付きが凄い。動体撮影がめっちゃ楽しいので初心者にこそオススメできるカメラです。#野鳥 #風景写真 pic.twitter.com/ifsoAIwrOu
— 黒原 トシキ(Toshiki Kurohara) (@kate2450d6) December 28, 2021
これからEOS R6で撮りたい被写体
せっかく動体撮影向きの機能が充実しているEOS R6を手に入れたので、今後は風景以外の被写体も積極的に撮影していきたいと思います。
特に動物や乗り物を検出できるAF機能が実際の撮影でどれくらい通用するのかが気になるところです。(乗り物検出はファームウエアVersion 1.5.0で対応)
EOS R6のポテンシャルを引き出すことが出来るよう使用していき、作例等はこのブログやTwitterでアップしていきますので楽しみにしていてください。