普段メイン機として使っているキヤノンのデジタル一眼レフカメラ『EOS 6D MarkⅡ』をメンテナンスに出してきました。
利用したメンテナンスはキヤノンでお馴染みの清掃・点検プラン【あんしんメンテプレミアム】。
特定の不具合が出たわけではなく、ただの定期メンテナンスが目的です。
カメラの預かり期間は11営業日程度。
その期間は一眼レフカメラが手元に無く撮影ができないので、やはりサブカメラは必要なんだなと実感しています。
そこで、今回はサブカメラがなぜ必要なのか、その理由について述べていきます。
ここでいうサブカメラとは、一眼レフやミラーレスなどのレンズ交換式カメラのことをさしますので、コンパクトデジタルカメラは別だと思ってください。
定期メンテナンス時にも安心
年単位で撮影をしていると、定期的にやっておいたほうがいいのが清掃や点検などのメンテナンス。
センサーにごみが付着していたり、不具合が起こっているなど撮影に支障が無い場合でも年に1回はカメラをメンテナンスに出しておきたいので、どうしても毎年のようにカメラが手元にない期間ができてしまいます。
こういった手元にメインカメラが無い時でもサブカメラがあれば、メンテナンスのスケジュールを気にすることなく撮影を計画することができます。
突発的な不具合の回避とクライアントからの信頼性
精密機械であるカメラの不具合は前触れもなく突然起こることがあります。
仕事で写真を撮るプロであれば、現場に複数のカメラを持ち込むことはほぼ当たり前のこと。種類の違うカメラだと操作性が気になるという人は、同じ機種の2台体制を取れば問題ありません。
これはシャッターチャンスを逃す機会を減らすだけでなくトラブル回避にもつながり、クライアントからの信頼にも関わってくる重要なリスク管理の一環です。
撮影地での故障やトラブルはアマチュアカメラマンでも避けたいものです。
サブカメラが撮影表現の幅を拡大する
サブカメラをあえてメインカメラと異なるモデルにすることにも、撮影表現の幅を広げるメリットがあります。
例えば、高画素モデルと高速連写可能な動体撮影用モデルを組み合わせ。
風景から動きモノまであらゆる被写体への対応が可能になります。
これは専門的な被写体を決めてないアマチュアカメラマンに向いている組み合わせです。
また、フルサイズとAPS-C、センサーサイズの違う2台のカメラなら同じレンズを使っても焦点距離に1.6倍の差が出てきます。
複数の望遠レンズを持ち歩くことと比較しても、異なるセンサーサイズを揃えておくことは携帯性や経済面で大きなメリットになるでしょう。
ちなみに、キヤノンのフルサイズ用望遠ズームレンズ『EF 100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM』の価格は税別270,000円。
APS-Cセンサーモデルの『EOS 90D』の価格は税別150,000円です。
サブカメラが必要な理由のまとめ
サブカメラが必要な理由についてまとめてきました。
メインカメラがある以上、サブカメラにはほとんど出番が無いというイメージがあります。
トラブルなどは起こらないほうが良いに決まっているからです。
しかし、メインカメラのメンテナンス時や撮影表現の幅を広げたい時などには、サブカメラを所持しておくと非常に役立つのでオススメします。
アマチュアカメラマンでも、経済的な余裕があれば2台体制を検討してみるのが良いでしょう。