マイクロソフトが2019年モデルとして発表したノートパソコン『Surface Laptop3』とアップルの『Macbook Air』を比較したまとめです。
軽くて持ち運びに便利な『Surface Laptop3』は初めてノートパソコンを買う大学生やビジネス用としてピッタリのデバイスです。
しかしながら、競合するアップル社の『MacBook Air』と比較し、どちらを選ぶべきか迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は『Surface Laptop3』と『MacBook Air』のスペックを比較しながらどちらを購入するべきなのかを解説していきます。ここでの説明を理解すればきっとどちらが自分にピッタリのノートパソコンなのかがハッキリ分かるはずです。
それぞれの特徴を紹介していくので、迷っている時の選び方をご紹介しますので参考にしてください。
スペック比較表
各デバイスのスペックの比較表は以下のとおりです。
主な仕様 | Surface Laptop3 | MacBook Air |
---|---|---|
CPU | 13インチ:クアッドコア第10世代 インテル® Core™ i5/i7 15インチ Radeon™ Vega 9 グラフィックス Microsoft Surface® エディション搭載 AMD Ryzen™ 5 3580U モバイルプロセッサ Radeon™ RX Vega 11 グラフィックス Microsoft Surface® エディション搭載 AMD Ryzen™ 7 3780U モバイルプロセッサ | 1.6GHzデュアルコア Intel Core i5 |
メモリ | 8GB/16GB | 8GB/16GB |
記憶容量 | 128GB/256GB/512GB/1TB | 128GB/256GB ※オプションで増加可能 |
バッテリー性能 | 通常のデバイス使用時間:最大11.5時間 | インターネット閲覧::最大12時間 |
外部端子 | USB-C×1 USB-A×1 ヘッドホンジャック | USB-C×2 ヘッドホンジャック |
画面サイズ | 13.5インチ 15インチ | 13.3インチ |
重量 | 13.5インチ ブラック/サンドストーン 1,288g プラチナ/コバルトブルー 1,265g 15インチ プラチナ/ブラック 1,542g | 1,250g |
認証 | Face ID | Touch ID |
カラー | プラチナ/サンドストーン/コバルトブルー/ブラック | ゴールド/スペースグレイ/シルバー |
価格 | 126,800円~254,800円(税抜) (法人向けを除く) | 119,800円~139,800円(税抜) |
スペックは多少の違いがあるものの、基本的には『Surface Laptop3』と『MacBook Air』ともに近い数値になっています。
それぞれのメーカーには『Surface Book』や『MacBook Pro』というクリエイター向けの上位モデルがあるので、ターゲットとしては学生から社会人など一般的なユーザーを想定した仕様になっています。
Surface Laptop3の特徴
マイクロソフトの『Surface Laptop3』は前モデルからカラーバリエーションや画面サイズの選択の幅が広がりました。
仕様の種類も豊富で、スペックを控えめにしてコストパフォーマンスを高めたモデルからクリエイター向けの高スペックモデルまでをカバーしているのが『Surface Laptop3』の特徴です。
トラックパッドの広さやSurfaceペン対応の操作性、USB-AとUSB-Cによる拡張性など機能面も充実しています。
1時間で80%までバッテリーを回復させる「急速充電機能」は、忙しい学生やビジネスパーソンにとって実際に使用するうえでかなり役立つでしょう。
前モデル『Surface Laptop2』と比較してどこが進化したのか気になる人は『【比較】Surface Laptop3とLaptop2とのスペックの違い』でまとめているので参考にしてください。
MacBook Airの特徴
アップル社の『MacBook Air』はリーズナブルな価格から選べるコストパフォーマンスの高いモデルです。上位モデルである『MacBook Pro』と差別化するためにスペックが抑えられていますが、重量やバッテリーなどは『MacBook Air』が優勢です。
ライバル機種『Surface Laptop3』と違った特徴としては、2種類のストレージから選択する仕様のシンプルさ。
アップルユーザーにはお馴染みのアプリケーションが搭載され、スマートフォンである『iPhone』との互換性も確保できます。
ブラウジング用ならMacBook Air
レポート作成やブラウジング用に選ぶなら『MacBook Air』がおすすめです。
コストパフォーマンスや『iPhone』との互換性など、実際に使うことを想定してみると初めてノートパソコンを購入する人にとっては『MacBook Air』のほうが購入しやすいでしょう。
ストレージも1TBまでオプションで変更もできるので、容量不足を心配することもありません。
作業用に選ぶならSurface Laptop3
写真現像や動画編集、文書作成など作業用として選ぶなら『Surface Laptop3』がおすすめです。
とにかく『Surface Laptop3』は仕様の選択幅が広く、自分に必要なスペックやモデルを選ぶことができるので高い処理能力が必要なクリエイター向けのデバイスといえるでしょう。
画面サイズも13.5インチと15インチから選択でき、写真や動画をチェックする必要があるビジネス用としても相応しいです。
office系ソフトも使用できるため、ワードやエクセルでの文書作成が多いビジネスマンにとっても使いやすく感じるはずです。補足として、設定する必要がありますがSurfaceシリーズでもスマートフォンとの連携は可能です。
Surface Laptop3とMacBook Airの比較と選び方まとめ
2つのデバイスの選び方についてご紹介してきました。
総合的にまとめるとブラウジングが多くなる学生向けとしては『MacBook Air』を、作業が多くなるビジネスマン向けとしては『Surface Laptop3』をおすすめします。
スペックの高い上位モデルまで選択肢を広げると、作業用として『Surface Laptop3』に今後競合してくるアップルのデバイスは『MacBook Pro』になるでしょう。
『Surface Laptop3』の高スペック化は今後も継続する可能性があります。これからは『MacBook Proキラー』としてどこまで進化していくのか楽しみです。