マイクロソフトから発売されているタブレット型PCの中でも最も小型モデルのSurface Goのレビューと評価のまとめです。
最も安いモデルは6万円台から購入可能で、PCとしてはこれまでになかったほど低価格。そのため購入を検討している人も多いはずです。
今回はそのSurface Goを実際に使用した感触などを、レビューとしてまとめて紹介していきます。
Surface Goの詳細スペック
Surface Goの主なスペックは以下のとおり。
主な仕様 | Surface Go |
---|---|
ネット接続タイプ | Wi-Fiモデル |
OS種類 | Windows10 |
CPU | Pentium Gold 4415Y 1.6GHz |
メモリ | 4GB/8GB |
記憶容量 | 64GB/128GB |
バッテリー性能 | ビデオ再生:9時間 |
画面サイズ | 10インチ |
重量 | 522g |
カラー | シルバーのみ |
価格 | 69,984円/89,424円(税込) |
10インチの小型サイズだけあって、他のノートパソコンやSurface Proシリーズなどのタブレット型PCと比較すると持ち運びやすさは別格です。
本体購入時に同梱されるのは電源ユニットのみになります。
マイクロソフトの純正タイプカバーやSurface ペンなどは別売りになっているので、キーボード入力やタッチペン操作をするためにはあわせて購入する必要があります。
一緒に使える便利なタイプカバーについては実際に使った感想を『【レビュー】|Surface Go専用のタイプカバーは絶対買うべし』でまとめているので参考にしてください。
外観カラーはシルバーのみ
Surface Goの外観は、従来のSurfaceシリーズと同様のデザインです。マグネシウムボディのカラーはオーソドックスなシルバーのみ。
まだ一世代目のためカラーバリエーションが無く、次のモデルではSurface Pro6で初登場となったブラックが追加されることを期待したいところです。
背面にあるキックスタンドは最大約165°まで開閉可能。
キーボード入力や動画視聴などの際に自由に角度を変えることができるので非常に便利。
机やソファなど場所を選ばずに使うことが出来ます。
互換性は高くない
Surface Goの外部端子は以下のとおり。
・microSDカードリーダー
・USB-Cポート×1
・ヘッドフォンジャック
Surface Proシリーズと違ってフルサイズUSBポートが無いので、マウスを使用するためにはBluetoothで接続できるタイプでなければなりません。
この点はSurface モバイルマウス等であれば問題なく使用できます。専用のタイプカバーはマグネットタイプで装着も簡単。カラーバリエーションもブラック・プラチナ・バーガンディ・コバルトブルーと4色もあるので、Surface Goを自分好みにカスタマイズできます。
Surface Goのサイズ感をレビュー
Surface Goの10インチの小型タブレットといわれますが、実際のサイズ感はどの程度なのか。
分かりやすくするため、手元にあるSurface Book2と比較してみました。
13.5インチとの比較ではかなりの差があります。
小さめのショルダーバッグに入れても持ち運びできるので、他のSurfaceシリーズと比べるとトップの携帯性です。
控えめな処理能力とバッテリー性能
Surface Goに搭載されているCPUは『インテル Pentium Gold プロセッサー4415』になります。
このCPUはSurface Goで初めて搭載されたもので性能は低め。
写真や動画の編集など高い処理能力が必要な作業をこなすには不向きです。がしかし、ブラウジングやワード(word)などはストレスフリーでサクサク動くので問題なく扱えています。
バッテリー性能はカタログ上で最長9時間といわれていますが、実際には5~7時間持てば良いといったところ。ただ、Surfaceにはパフォーマンス能力や画面の明るさを変更できる『省電力モード』があるので、上手く活用すれば長く持たせることができるでしょう。
液晶ディスプレイは他のSurfacシリーズ同様にとても鮮やかです。
Surface Goのレビューと評価まとめ
Surface Goのレビューと評価についてまとめてきました。
今回ご紹介したSurface Goはこんな人におすすめです。
・とにかく携帯性を重視したい
・メイン機以外のサブ機として使いたい
・少しでも価格を抑えたい
一通り使ってみた感想として、Surface GoにはCPUとバッテリー性能以外大きな欠点が見当たりません。旅行や出張などの外出先で文書作成をやりたいという人、特にライターやブロガーにはおすすめの製品です。Surfaceシリーズや他の製品を含めても、携帯性は間違いなく最強クラス。
どこにでも持ち運びたくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
他メーカーのライバル機種となるのはアップル社のiPad miniなどがありますので、そちらと比較しながらぜひご検討ください。
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