マイクロソフト社が企画するSurface アンバサダープログラムが2020年6月末日で終了するとのお知らせがありました。
Surface アンバサダープログラムはマイクロソフト社を代表するパソコンやタブレットPCのSurfaceシリーズの新製品に関する情報をいち早く受け取ることができたり、Surfaceに関するイベントなどに招待されるなど様々な特典が受けられる企画です。
Surface Book2のユーザーとしてSurfaceの新製品に興味があったことやこのブログでもSurfaceシリーズに関する話題を扱っていたので、僕自身もアンバサダープログラムに登録していました。
しかしながら、およそ2年間近く登録していたにもかかわらず、印象に残ったイベントへの招待やプログラム参加に伴う特典などを受けることがありませんでした。
いくつか受け取ったメールでは新製品発表に関するお知らせやアンケートのみで、特にメリットを得られないまま終了してしまったことは非常に残念に思います。
運営事務局の企画力とマーケティング力不足
Surface アンバサダープログラム終了のお知らせが突然のことだったので詳細な理由は分かりません。
しかし、恐らくアンケートや集客などで期待するほどの結果が出せなかったことで企画自体を継続することができなくなったのだと考えられます。
先日発売された新製品『Surface Book3』に関するオンラインイベントでも、リアルタイムでの動画閲覧者が数人しか集まらないという残念な結果でした。
プロのフォトグラファーが新製品を使用する様子が拝見できるという内容自体は良かったのですが、集客するためのPRとマーケティングが十分ではなかったのかもしれません。これは運営事務局にもっと頑張ってもらいたかったというのが率直な感想です。
魅力的なイベントを企画するための企画力と集客へのマーケティング力の不足が露見されたことで、マイクロソフト社としても継続することが難しいと判断したのだと考えられます。
Surface製品自体は優れている
Surfaceシリーズは用途に応じて使い分けできる豊富なモデルが揃っています。
クリエイター向けのハイスペックモデル『Surface Book』シリーズや携帯性に特化した『Surface Go』シリーズなど、ユーザーの様々なニーズに対応できるような製品がラインナップされ、、製品自体のスペックもとても優れています。
PRやマーケティング戦略を整えて潜在的ニーズにもっとSurfaceシリーズをアピールさえできていれば、新製品発表やイベントはきっと盛り上がったはず。
今後もSNSなどを通した情報発信は継続されるそうなので、新たな企画や宣伝方法に期待したいところです。
個人による情報発信がキーポイント
元々は個人ユーザーによる情報発信を目的で立ち上げであろうアンバサダープログラムですが、終了したとしても商品PRでの重要度は変わりません。
今後も個人によるSurfaceシリーズのレビュー記事やYoutubeなどの動画での感想が製品の普及を後押しするキーポイントとなるでしょう。
このサイトでもこれまでどおり新製品に関する情報や新旧モデルの比較まとめは継続していくつもりです。
Surfaceシリーズに興味のある人は今後もぜひチェックしてください。