ストックフォトで販売できるジャンルの種類とオススメの選び方をご紹介します。
沢山の素材をアップロードしていてもなぜか売れず、取り組む意欲が下がっている人は必見です。
ジャンルやテーマ選びはストックフォトの基本中の基本。たとえどんなに良い写真を撮ったとしても、需要の無いジャンルやテーマでは収益には繋がりません。
ここではどんなストックフォトにおける写真素材のジャンルの種類とオススメについて解説していきます。
写真素材のジャンル一覧
ストックフォトにおける写真素材の主なジャンルは以下のとおり。ここでは大まかに5つのジャンルに分けています。
需要度 | 技術難易度 | 撮影コスト | |
人物 | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
風景 | ★★ | ★★ | ★★ |
モノ | ★★ | ★★★ | ★★ |
生物(動物、植物等) | ★ | ★★ | ★ |
素材系(テクスチャ etc) | ★★ | ★ | ★ |
ストックフォトサイトが公表している販売ランキングや自分の販売実績などの経験からジャンルごとに需要度、技術難易度と撮影コストの3つの項目を3段階で評価したのが上の表です。
最も需要があるのはモデルを撮影する人物写真。次いで風景写真や物撮りとも言われるモノを撮影した写真に需要が見受けられます。
需要が高くなるほど技術難易度や撮影コストが上がる傾向にありますが、売れる可能性も高くなるので撮影コストが収益を下回るようにしましょう。
収益性が高いのは人物写真
高い需要と収入を見込むことができる人物写真は収益性が最も高いジャンルといえます。
しかしながら、写真撮影のクオリティを左右するライティングの知識や機材、モデル依頼料、スタジオのレンタル費など撮影にかかる手間やコストが他に比べて多いのも人物写真というジャンルの特徴です。
初心者にオススメのジャンル
いきなり多くの経費が費やせなかったり撮影準備の手間を省きたいという初心者がまず取り組みやすいオススメのジャンルは風景とモノです。
風景写真は有名な観光地や人気スポットが売れやすい傾向にありますが、都会や地方など様々なシーンや情景にも需要があります。
もしかしたら自分が住んでいる周りの何気ない風景の写真素材を探している人がいるかもしれません。まずは身近な風景を撮影することから始めてみましょう。
モノの写真素材はテーマや種類が豊富で、季節や世間などのトレンドから影響を受けやすいジャンルです。
わざわざ撮影用に購入しなくても、普段使っているモノや身近にあるモノを被写体として撮影することで気軽に始めることができます。
ライティング機材や知識が無くても小物用のスタジオボックスさえあれば誰でも簡単にできるので初心者にはオススメです。
ストックフォトのジャンルとオススメのまとめ
ストックフォトのジャンルの種類とオススメの選び方についてまとめてきました。
撮影コストや手間を考えると気が引けてしまいそうですが、人物写真の需要は今後も続いていくことが予想されますので、本格的に収入を得たいと考えている人はチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
売れやすいジャンルはストックフォトサイトによって異なる傾向もあります。自分が取り組むジャンルとの相性も確認しておくことはもちろん、売れやすいテーマを分析しながら収入アップを目指しましょう。