ソニーのVLOGCAM ZV-1に関するスペックと評価についてのまとめです。
ZV-1は写真よりも動画撮影に特化した機能を備えた全く新しいコンセプトを持ったデジタルカメラ。
YoutubeやVlog撮影向けの製品としてオススメできるカメラなので、そのスペックやライバル機種との比較評価についてまとめていきます。
VLOGCAM ZV-1のスペック詳細
SONY VLOGCAM ZV-1 | Canon G7XmarkⅢ | |
---|---|---|
センサーサイズ | 1.0型 | 1.0型 |
有効画素数 | 約2,010万画素 | 約2,010万画素 |
シャッタースピード | 1/32,000秒~30秒 (電子) | 1/25,600秒~30秒 |
ISO感度 | 125~12800 | 125~12800 |
連続撮影速度 | 約24.0コマ/秒 | 約30.0コマ/秒 |
モニター | バリアングル式 | チルト式 |
焦点距離 | 24-70mm | 24-100mm |
最小F値 | F1.8-F2.8 | F1.8-F2.8 |
Wi-Fi | 〇 | 〇 |
タッチパネル | 〇 | 〇 |
手ブレ補正 | 〇 | 〇 |
4K対応 | 〇 | 〇 |
撮影可能枚数 (静止画) | 約260枚 | 約235枚 |
撮影可能枚数 (動画) | 約45分 | 約35分 |
サイズ (幅×高さ×奥行き) | 105.5×60.0×43.5mm | 105.5×60.9×41.4mm |
重量 | 約267g(本体のみ) | 約280g(本体のみ) |
Vlog撮影に特化した製品としてつくられたZV-1ですが、基本スペックからすると高級コンパクトデジタルカメラの部類に入ります。
1型センサーや有効画素数約2010万画素など静止画撮影用カメラとしても十分使える性能を備えています。
動画撮影に特化した独自機能
ZV-1が動画性能に特化している特徴的な独自機能は『背景ボケ切り替え』と『商品レビュー用設定』です。
ウインドスクリーンが屋外での動画撮影を快適に
購入時から付属されているウインドスクリーンは動画撮影時に使用することで音声をクリアに残すことができます。
動画撮影時の風切り音は後から取り除くこともできますが、編集作業などの手間がかかってしまうので初心者にとってはハードルが高くなってしまいます。
風の強い屋外での動画撮影では積極的に使っていくことをオススメします。
お得なシューティンググリップキット
別売りのシューティンググリップは片手での動画撮影を手軽にするだけでなく、三脚としても使用できる優れたアクセサリーです。
Bluetooth接続でカメラと連動させることができるので、ケーブルなど余計な付属品は一切不要。あらゆるシチュエーションでの撮影が可能となるので自撮り撮影や商品レビューなどの動画撮影に特化したZV-1との相性は抜群です。
ZV-1本体とセットになったシューティンググリップキットも発売されるので、両方購入したい人にはこちらがお得です。
ちなみに、シューティンググリップはソニーのミラーレスカメラでも使用できます。ソニーユーザーなら所持しておいて損はないでしょう。
ライバル機種はG7 X Mark Ⅲ
ライバル機種として比較対象となるのはCanonの『PowerShot G7 X Mark Ⅲ』。
センサーサイズや有効画素数などの内部スペックや重量、本体サイズなどの外観デザインなどの基本スペックは重なる部分が多いです。
2機種の主な違いは背面モニターと操作性。
ZV-1はバリアングル式モニターが採用されているので可動範囲が広く、撮影角度への自由性が高くなります。操作性では動画撮影に特化した機能をワンプッシュで設定できるようなボタンを配置。
動画撮影向きのカメラとしてつくられているだけあり、Vlog撮影を目的としているならZV-1がオススメといえます。
VLOGCAM ZV-1のスペックと評価まとめ
ソニーのZV-1のスペックと比較評価についてまとめてきました。
動画撮影に特化した高級コンパクトデジタルカメラとだけあって今までのソニーのカメラには無かった新しい機能が多く見受けられました。Youtubeなどの動画投稿サイトの普及により、これからはさらに動画撮影向けの機能を搭載したカメラが増えてくることが予想されます。
Vloggerとして活動している人やこれからVlog撮影を始めようと考えている人、静止画撮影との使い分けできるカメラを探している人にはオススメなのでぜひ検討してみてください。