投資信託がどんなものなのかは以前他の記事でまとめたとおりです。
参考⇒『投資初心者向け「投資信託」とは|メリット・デメリットまとめ』
今回は実際に投資信託を始めてみようと考えている方向けに投資信託の種類について自分なりにまとめて説明します。
投資信託におけるファンドの種類
投資信託で購入できるファンドには大きく分けて2つに分類されます。
インデックスファンド
インデックスファンドの特徴は以下のとおり。
・日経平均などのある特定の指標に連動して運用される
・信託報酬は低いものが多い
日経平均株価などの指数の動きに連動するため、良くも悪くも市場の平均程度のパフォーマンスになる傾向にあります。ただ、市場はゆっくりと右肩上がり傾向ですので、長期保有を検討している方には信託報酬が安いというのは魅力的かと思われます。
代表的なファンドの例としては、『ニッセイ日経225インデックスファンド』や『三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド』などが挙げられます。
アクティブファンド
対するもう一つのアクティブファンドの特徴は以下のとおり。
・独自の運用方針に基づき、市場の平均以上を目指すように運用される
・インデックスファンドよりも信託報酬が高いものが多い
アクティブファンドは会社ごとの独自の方針に従って運用されるので上手くいけば市場の平均以上のパフォーマンスで結果を出すことができます。
しかし、インデックスファンドと比べて信託報酬が高いファンドが多かったりと、日常的なコストに注意しなければならない面もあります。
代表的なファンドの例としては『ひふみプラス』や『東京海上日本株アクティブファンド』などが挙げられます。
ファンドの組み合わせ方
投資信託で購入するファンドとは、いくつかの投資対象が組み合わされた一つの商品です。
国内外の株式、債券、不動産など様々な投資対象がある中でファンドがどのような投資対象が組み合わされているのかを購入前にはよく調べておく必要があります。国内株式だけで組まれたファンドもあれば、国内外の株式と債券の4種類を組み合わせたファンド等もあるのでファンドごとの特徴はしっかり押さえておきましょう。
ただ一般的には、様々な対象に投資をすることはリスクを分散させることになりますので、複数のファンドを保有するのがオススメです。
そもそもリスク分散が投資信託のメリットの一つです。
投資信託の種類に関するまとめ
投資信託で購入できるファンドの種類についてまとめてきました。
一昔前までは、種類が少なく運用成績が良くないファンドばかりだったと言われていましたが、現在は市場の多角化とともに優秀なファンドが増え、種類も様々なファンドが誕生してきています。
また、購入手数料がかからないノーロード等の特徴を持ったファンドや小額から始められるファンドもありますのでこれをきっかけに投資信託を検討してみてはどうでしょうか。
くれぐれも投資は自己責任でおこないましょう。