この記事ではFUJIFILM X100Vとクラシックネガによる作例をまとめています。
富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X100V」を手に入れて以来、最も多く使用しているフィルムシミュレーションがクラシックネガです。
フィルムカメラで撮ったような写真を気軽に撮ることが出来るのでこの組み合わせはとても気に入っています。
今回はクラシックネガの特徴に触れながらX100Vとクラシックネガによる雨の林で撮影した作例をご紹介していきます。
クラシックネガの特徴
クラシックネガはネガフィルム「SUPERIA」をベースにしたメリハリのある諧調と抑えられた彩度が特徴で、明暗の色味の違いによる立体的な表現が魅力のフィルムシミュレーションです。
Xシステムの「FUJIFILM X-Pro3」で初めて搭載され、それ以降に発売されたX-T4やX-S10などのデジタルカメラには搭載されています。
また、一部の機種に関してはファームウェアアップデートで対応しているものもあり、現在は様々な機種で使用することが出来ます。
同じくフィルムシミュレーションの1つである「クラシッククローム」もフィルム写真に近い表現が出来ますが、実際に使ってみると両者は全く別物であることが分かります。クラシッククロームの作例はこちら⇒『FUJIFILM X100Vとクラシッククロームの作例』
X100Vとクラシックネガの作例
富士フイルムの高級コンパクトデジタルカメラX100シリーズで唯一クラシックネガが搭載されているのがFUJIFILM X100Vです。
今回は雨の降る林の中を撮影してきました。
クラシックネガの特徴である深いコントラストの描写は雨との相性が抜群です。
X100V -クラシックネガ F2 1/1000秒 ISO1600
X100V-クラシックネガ F3.6 1/45秒 ISO1600
X100Vとクラシックネガに関するまとめ
以上、FUJIFILM X100Vとフィルムシミュレーション「クラシックネガ」による11枚の作例でした。
クラシックネガは富士フイルムの説明どおり立体的な表現が出来るので水や雨を被写体とした撮影ではとても相性が良いと感じました。今回は撮影できませんでしたが、いつかストリートスナップでもクラシックネガを試してみたいと思います。
同じフィルム風の写真が撮れるクラシッククロームと比較しても全く異なる写真が撮れるので、シチュエーションごとに使い分けると色々な作品が撮れて面白いかもしれません。
個人的にはクラシックネガのほうが頭の中にあるフィルム写真のイメージに近いと感じているので、沢山使っていきたいと思います。
今回は使用しませんでしたが、粒度を出すことが出来るグレイン・エフェクトを設定すればもっとフィルムに近い表現が出来るので、富士フイルムのカメラを持っている人はぜひ試してみてください。
今回使用したカメラ↓