この記事では富士フイルムのフィルムシミュレーション「ビビッド」と「クラシックネガ」を比較するための作例についてご紹介します。
フィルムシミュレーションは富士フイルムのXシステムやGFXシステムなどのミラーレスカメラに搭載されている設定するだけで簡単に写真表現を変更できる機能です。
今回はその中でも僕が気に入っていてよく使用している2つのフィルムシミュレーション「ビビッド」と「クラシックネガ」を同じシチュエーションで撮り比べてみた作例をご紹介します。
フィルムシミュレーションごとの特徴
2つのフィルムシミュレーションの特徴は簡潔にまとめると以下のとおりです。
プロ用リバーサルフィルムのスタンダードタイプ「フジクローム・ベルビア」がベース。鮮やかでメリハリのあるイメージカラー。
ネガフィルム「SUPERIA」がベース。彩度を抑えつつ強めのコントラストと深い色合いが特徴。立体的な表現が可能。
クラシックネガの作例については別記事『FUJIFILM X100Vとクラシックネガで撮る雨の日の作例』や『FUJIFILM X100Vとクラシックネガで撮るスナップ写真』でにまとめているのでそちらを参考にしてください。
クラシックネガとビビッドの作例
今回は花や自然を被写体とした3つのシチュエーションで撮り比べてみました。
花の色が濃くなっているビビッドに対し、クラシックネガでは全体的に彩度が低くなっています。ビビッドはフィルムシミュレーションの中でも緑の色合いが特徴的なので自然との相性が良いです。
作例比較のまとめ
今回比較した2つのフィルムシミュレーションはお互いに特徴的なので一目で違いが分かったと思います。
使い分けとしては自然風景などを鮮やかに撮りたい時はビビッド、スナップ撮影やフィルム写真風の作例を撮りたい時などはクラシックネガといった感じで使用するのが両者の特徴を活かすことが出来るのでオススメです。
富士フイルムのカメラを使用している人であれば設定するだけで誰でも簡単に使えるので、ぜひ様々なフィルムシミュレーションを試してみてください。
今回使用したカメラ↓
合わせて読みたい→『FUJIFILM X100Vとクラシックネガで撮るスナップ写真』