本田健さんの著書『大富豪からの手紙』についてのレビューまとめです。
本田健さんといえば、『ユダヤ人大富豪の教え』をはじめとする様々な本を通して、お金や労働、人生についての考えを世界に伝え続けている作家さんです。
実際に僕も何冊か読んだことがあるのですが、非常に考えさせられることが多かったのでこの作品も期待を込めて買ってみました。
内容をざっくり説明すると、本田健さんが今まで出版してきた本のまとめのようになっていて主人公が大富豪である祖父から手紙をもらったことから物語形式で進んでいきます。
今回は、読み終えた僕が強いメッセージ性を感じた名言をまとめてみたいと思います。
どんなことが起きても、自分を幸せにするために起こっている
自分の身に起きたことが偶然なのか、必然なのか。
それが良いか悪いかを問わず、すべてに意味があると捉えることが幸せの近道だということです。
どうせなら全てポジティブに捉えるほうが気持ちが良いですよね。
決断することは、自分の新しい未来を創り出すこと
決められなければ現実にならないが、いったん決断してしまえば人生が動き出します。
できないと思っていたことでも、できると決めればできてしまうものだと本の中では語られています。
自分が持っている中で、いちばんの才能で勝負する
自分が生きてきた中で好きなこと、楽しかったことを仕事にすることで人は幸せになれる。
仕事は楽しくないものだと思い込んでいる人は多いのではないでしょうか。
冷静に考えてみれば、自分の好きなことを仕事にしたいと思うのは当然なのかもしれません。
それと、『決めたことは紙に書かないと実現しない』。
これは様々な方面からもよく聞く言葉ですね。
成功するための唯一の方法は、失敗しても挑戦し続けること
どんなことも一度の失敗で止めてはいけません。
失敗に挫けず、継続することでいつか成果は出るという教えですね。
普段から『次のステップは、何か?』を考える
これは言い換えれば、現状に満足することなく次を目指せということ。
常に先のことを考えることの大切さを表しています。
次のステップが分からないという理由で、今の場所にとどまってはいけないと本の中でも語られています。
人は、お金や社会的地位では幸せになれない
お金がたくさんあり、社会的地位を得られても本当の幸せは得られません。
本田健さんの著書の中でも良く出てくる言葉ですが、人はお金から解放されることで自由を得ることができるのです。
自由を得ることができれば今まで仕事に費やしていた時間を家族や自分の為に使うことができるという点で、僕自身もとても納得できる言葉だと思いました。
良い人間関係なしには、何事もうまくいかない
どんな仕事でも人間関係が良くなければうまくいきません。
それはプライベートでも同じことが言えます。
結局、幸せになるためには自分のことだけではなく周りの人のことを考え、良い人間関係を築くことが大切なのですね。
まとめ
『大富豪からの手紙』についてまとめてきました。
人生で実践できるような言葉を読後も忘れないよう自分の為にまとめてみました。
仕事で悩んでいる人や若い社会人にとっても共感できる言葉があったのではないでしょうか。
僕自身、仕事で悩んでいた時期に本田健さんの本に出会い、少しだけ考え方を変えることができ、気持ちが楽になった経験があります。
この記事を読んで少しでも興味を持たれた方、以前の僕と同じように仕事で悩んでいる方々にもぜひ読んでもらいたいです。
もちろん、自己啓発としてではなく物語としても十分楽しめるので気軽に読みたい方にもオススメできます。
今言えることはもっと早く、できれば大学生の時に読みたかったなということですね。(笑)