マイクロソフトから発売されている人気シリーズ、Surfaceの最小モデル「Surface Go」の発売から約一ヵ月が経ちました。
僕も普段は「Surface Book2」を使っているのですが、持ち運ぶのには不便なほど重すぎるので、「Surface Go」の軽さはかなり魅力的です。
amazonやカカクコムなどで色々なレビューも増えてきていますが、実際のところ購入するべきかどうか分からなかったり、購入まで踏み切れない人がほとんどだと思います。
また、「Surface Go」は64GBと128GBの2モデルあり、どちらを選ぶかで迷っている人も多いかと思いますが、実はこれについては購入前に知っておきたいことがあるので、今回は2つのモデルどちらを選ぶほうがお得なのかについて解説します。
基本スペック
2つのモデルの選択方法について解説する前に、「Surface Go」の基本スペックについておさえておきましょう。
主な仕様 | Surface Go |
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ネット接続タイプ | Wi-Fiモデル |
OS種類 | Windows10 |
CPU | Pentium Gold 4415Y 1.6GHz |
メモリ | 4GB/8GB |
記憶容量 | 64GB/128GB |
バッテリー性能 | ビデオ再生:9時間 |
画面サイズ | 10インチ |
重量 | 522g |
カラー | シルバーのみ |
価格 | 69,984円/89,424円(税込) |
主に目立った特徴としては、やはりSurfaceシリーズ最軽量の522gと最小画面サイズ10インチの2つです。
また、これほどの軽さでも外装は「Surface Book2」などと同じくマグネシウムでつくられているのでかなり頑丈。
使用方法としてはタブレットの代わりとしての他に、外出先でのデスクワークによる資料作成など、プライベートからビジネスシーンまで幅広い用途が想定できます。別売りのタイプカバーを合わせれば通常のノートPCと同じような感覚でキーボード入力が可能となり、タッチペンなども用いることで使い方は更に広がります。
選ぶのは容量優先
結論から言いますと、買うべきなのは容量の大きい128GBモデルです。
2つのモデルの違いは価格と容量のみ。価格の差は約2万円で、容量の差は128GBがちょうど2倍ほど。
これだけパッとみても128GBのモデルのほうがお得にみえますが、2万円の差だとしても、そんなにたくさんデータを保存しないから安いほうを買おうと考えている人もいると思います。
しかし、ここで一つ大きな落とし穴があります。
今発売されている「Surface Go」にはOfficeソフトが必ずついてきてしまいます。
その容量は、なんと約32GB。つまり64GBを選んでしまった場合、最初から容量が半分埋まっているということになってしまうのです。購入した時点で容量が半分埋まっているというのはなぜか損した気分になりますし、容量を常に気にしていなければならないのは使用時の集中を妨げてしまう可能性もあります。
感覚としては、128GBが多いというよりも64GBが物足りなさすぎるという感じですね。「Surface Go」にはmicro SDカードも使うこともできますが、これも決して安くはなく買い足しも意外と面倒。
そういうわけで、お金に余裕があって気持ちにも余裕を持たせたいという人は、ぜひ128GBを購入することをおすすめします。
Surface Goのモデル選びまとめ
マイクロソフトの製品「Surface Go」の2モデルについてまとめてきました。
多様な使い方ができるとしても、「Surface Go」はあくまでサブ機としての使用がおすすめです。一通りスペックを確認した人はお分かりでしょうが、CPUはPentium Gold 4415Y 1.6GHzとやや力不足気味。
写真のレタッチや動画編集などバッテリー消費の激しい作業には向きませんので、持ち運び重視でメインPCとして使うなら一回りくらい大きめの「Surface Pro」を選択するのが無難です。僕自身、普段の作業は「Surface Book2」でやっているので、「Surface Go」を買い足したとしても使う場面は外出先に限られると思います。
とはいえ、簡単な文章作成やブラウジングには十分な性能なので、小さなショルダーバッグやクラッチバッグなどに忍ばせて持ち運びたい人には「Surface Go」の小ささは最適なので、ぜひ検討してみてください。