この記事では、RF70−200mm F4 L IS USMでのスナップ撮影の作例についてまとめています。
長年使用していた「EF70−200mm F2.8L IS Ⅱ USM」を下取りに出し、キヤノンのRFマウントレンズで長い間欲しかった望遠ズームレンズ「RF70−200mm F4 L IS USM」をやっと手に入れることができました。
購入してからなかなか持ち出すことが出来なかったのですが、先日ようやく撮影する機会がありましたので、使用した印象とスナップ撮影の作例についてご紹介します。
RF70−200mm F4 L IS USMとは
今回購入したRF70−200mm F4 L IS USMはキヤノンのRFマウントにおける望遠ズームレンズの1つになります。
EFマウント版からの大きな変更点はインナーズームをやめて伸縮式になったことです。
これにより、EFマウント版との比較では約32%短くなり、小型軽量化されたことで今までよりも持ち運びがしやすくなりました。
フード装着時の見た目は以下のとおりです。RFマウントではフードの色も白になっており、レンズ本体との統一感があって個人的に気に入っています。
F値が異なるため厳密な比較対象とはいえませんが、これまで使っていた「EF70−200mm F2.8L IS Ⅱ USM」とは全長にかなり差があることが見て分かるはずです。
EOS R6とのスナップ撮影作例
今回はスナップ撮影中心の作例です。
使用したカメラはEOS R6。フード装着時の全長はやはり長めになるものの、焦点距離70−200mmをカバーするレンズとしてはかなりコンパクトです。
最短撮影距離が0.6mなのでハーフマクロ撮影には厳しいものの、意外と被写体に寄ることも出来ます。
標準ズームレンズを使用する感覚で200mmまでをカバーしているので、メーカーが公表しているとおりスナップ撮影にも適しているレンズだということを実際に使用して感じました。
RF70−200mm F4 L IS USMに関するまとめ
スナップ撮影など気軽にカメラを持ち出したい時、200mmまで撮れたらどんなに便利だろうか。
RF70−200mm F4 L IS USMはそんな悩みを解決してくれるレンズとして最適解だといえます。
せっかくミラーレスカメラに移行したのに大きなままのレンズがあるなかで、ここまでコンパクトになったレンズは貴重な存在。実際に使ってみると70−200mmクラスの望遠ズームレンズに対する今までの概念が変わるレベルです。
大三元レンズとどちらを選ぶか迷うところですが、F2.8という明るさが必要ないのであれば、コストパフォーマンス的にもこちらが断然オススメです。
次は風景写真などの作例も紹介できるよう、今後も様々な場所に持ち出したいと思います。
今回ご紹介した機材↓
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